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コーヒーの達人への道  バックナンバー 2026年8月

2026年8月下旬号 No.570

“ アイスコーヒーで沖縄風コーヒーゼリーを作ろう! ”

8月も半ばに入り、夏休みも残すところあと15日ほどとなりました。今年はカレンダーの並びがあまり良くなかったため、帰省や旅行などのお休みが第2週と第3週に分散したようです。 その一方で、9月のシルバーウィークは5連休とまとまった休みになるため、夏の楽しみを9月に延ばしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかも今年の夏は台風の発生が多く、これまでとは違ったルートで日本列島に上陸するケースも見られます。 せっかくのお盆休みも雨に見舞われたり、飛行機が欠航したりと、予定通りにいかなかった方も多いようです。特に九州では、熊本地震の影響で鉄道がまだ復旧していない箇所もあり、移動にもさまざまな影響が出ています。 そんな状況の中、連日の猛暑。今年は「猛暑」を通り越して「酷暑」という言葉まで使われるようになりました。まだまだ暑い日が続きますが、美味しいアイスコーヒーを飲んで、この夏を元気に乗り越えましょう。

暑い夏には、コーヒーゼリー!

水出しアイスコーヒーを使えば、コーヒーゼリーも簡単に作ることができます。ゼラチンはもちろん、寒天やアガーを使っても美味しく仕上がります。 今回、特におすすめしたいのが「沖縄のコーヒーゼリー」です。沖縄では、特産の黒砂糖を使ったコーヒーゼリーに、金時豆の甘煮と白玉団子を合わせて食べるそうです。

作り方は、3人分ならとても簡単です。

まず、大さじ1杯の水に粉ゼラチン5gを振り入れてふやかし、電子レンジで加熱して溶かします。 これを水出しアイスコーヒー350mlに加えて、よく混ぜます。黒砂糖をコーヒーに加える場合は、コーヒーの半量を温めて黒砂糖を溶かしてから、残りのコーヒーと合わせます。 もちろん、後から黒砂糖のシロップをかけても美味しくいただけます。

ゼラチンを加えたコーヒーを3つの容器に分け、冷蔵庫で冷やし固めます。ゼラチンは寒天やアガーに比べて固まるまでに少し時間がかかりますので、時間に余裕を持って作りましょう。 コーヒーゼリーが固まったら、金時豆の甘煮を乗せ、白玉粉で作った白玉を2〜3個ずつトッピング。最後に黒砂糖のシロップをかければ完成です。

沖縄では一般的なコーヒーゼリーの食べ方だそうですが、金時豆を合わせるのが面白いですね。 見た目はどこか「白玉あんみつ」のコーヒーゼリー版のようですが、粒あんの代わりに金時豆を使うところが、いかにも沖縄らしいところです。

黒蜜は寒天などの和菓子にも使われますから、コーヒーゼリーとの相性も良さそうです。甘いものがお好きな方には、たまらない組み合わせかもしれません。 簡単に作れますので、暑い夏のおやつに一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

コーヒーが不足したら、代わりになるものは?

最近は、「コーヒーの2050年問題」がいよいよ現実的な問題として心配されるようになり、世界各地でコーヒーの代替品を開発する動きが活発になっています。 最近では、本物のコーヒーにかなり近い味わいの商品も登場しているようです。

実は、コーヒーが不足することは今に始まった話ではありません。第二次世界大戦中には、コーヒー不足を補うため、「チコリコーヒー」や「タンポポコーヒー」などが飲まれていたそうです。 いずれも根を乾燥させ、焙煎して細かく粉砕し、コーヒーと同じようにお湯で抽出して飲みます。

そして、最近知ったのが「オクラ」です。夏になるとよく見かけるオクラは、アオイ科の植物で、ハイビスカスの仲間です。 クリーム色のハイビスカスに似た美しい花を咲かせますが、一日でしぼんでしまう「一日花」でもあります。

花が終わると、種の入った莢(さや)ができます。私たちが普段食べているのは、この莢がまだ若く柔らかいうちに収穫したものです。 収穫の時期を逃すと、莢が硬くなって食べられなくなってしまいます。

ところが、この莢をそのまま成熟させ、種ができた段階で種を取り出し、炒って粉にすると、コーヒーの代用品としてお湯で抽出して飲むことができるそうです。 実際に、インドやアフリカの薬学関連の論文でも、オクラの種が「コーヒー豆の代用品として使われてきた」と紹介されているそうです。

いったいどんな味がするのでしょうか。もしかすると、私たちが知らないだけで、意外とコーヒーに近い味わいなのかもしれません。 本当にコーヒー豆が不足するような時代が来れば、オクラの種もコーヒーの代用品として注目される日が来るのかもしれませんね。

とはいえ、今のところは美味しいコーヒーを手に入れることができます。だからこそ、今のうちに楽しめる一杯を大切に。 暑い夏には冷たいアイスコーヒーを、そして時には香り高い美味しいコーヒーをゆっくりと味わってみてください。

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2026年8月上旬号 No.569

“ アイスでフルーツコーヒーはいかがですか? ”

学校も夏休みに入り、旅行に出かけたくなる季節になりました。 お盆休みは今年、曜日の並びがあまり良くないため、9月の大型連休に予定をずらしている方も多いのではないでしょうか。

しかし、今年の夏は猛暑を超えた“酷暑”。「不要不急の外出は控えてください」という呼びかけに加え、突然の豪雨もあり、外出をためらう方も少なくないように感じます。

さて、先月28日に発生した熊本地震。その凄まじい自然の力には、ただただ驚かされました。 現在も救助活動が続いている中、この厳しい暑さの中で、水や空調が十分でない生活を強いられている方々のご苦労を思うと、胸が痛みます。 亡くなられた方へのご冥福と、被害に遭われた方々へのお見舞いを心より申し上げますとともに、一日も早い復旧を願っております。

これだけ暑い日が続くと、冷たい飲み物は欠かせません。手軽に楽しめるのが、水出しのアイスコーヒーです。雑味が少なく、苦味や渋みも穏やかで、すっきりとした味わいが特徴です。

とはいえ、「毎日同じでは少し物足りない」と感じる方もいらっしゃるでしょう。 そんな方におすすめしたいのが、“フルーツコーヒー”です。

紅茶では以前から、ガラスのポットにレモンやオレンジ、メロン、桃などのフルーツを加え、香りや見た目も楽しむアレンジが親しまれてきました。 一方で、コーヒーとフルーツの組み合わせは長らく一般的ではありませんでした。コーヒーは香りが強く、色も濃いため、フルーツを加えても視覚的な華やかさが出にくいという側面があったためです。

しかし最近では、「コーヒーとフルーツは意外と相性が良い」と注目が高まり、新しい楽しみ方として広がりつつあります。

美味しいフルーツコーヒーを作るためのポイントはシンプルです。まず、コーヒーは水出しのアイスコーヒーを使うと、すっきりと仕上がります。 さらに、深煎りよりもやや浅煎りの豆を使うことで、軽やかな口当たりとなり、フルーツとの相性が良くなります。

フルーツは一口大や輪切りにカットし、コーヒーに長時間漬け込むのではなく、加えた後にスプーンで軽くつぶすのがポイント。 果汁とコーヒーが自然に混ざり合い、フレッシュな味わいになります。

使うフルーツは、オレンジやレモン、ライムなどの柑橘系はもちろん、桃、バナナ、ブルーベリー、マンゴーなど、好みに合わせて自由に選べます。 複数を組み合わせても楽しめますし、生のフルーツだけでなく缶詰を活用するのもおすすめです。お好みでシロップを加えてもよいでしょう。

例えば、酸味が特徴のモカ系にはマンゴーやブルーベリーなど濃厚なフルーツを。やさしい味わいの中米系のコーヒーには、オレンジやレモンなどの柑橘系がよく合います。

いつものアイスコーヒーに、ひと工夫を加えてみませんか?
フルーツアレンジなら、ホット用のレギュラーコーヒーを水出しにして使うことで、より軽やかで飲みやすい味わいに仕上がります。そこにフルーツを加えれば、暑い夏にぴったりの爽やかな一杯になります。

ぜひ一度、お試しください。

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