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コーヒーの達人への道  バックナンバー 2009年12月

2009年12月号 下旬  No.170

クリスマスケーキにぴったり。生クリームとイチゴに合わせた特性クリスマスブレンド

今年も残り少なくなってしまいました。色々なことが思い出されますが、年末までまだまだ行事があります。23日の天皇誕生日、25日のクリスマス。それに加えて忘年会の予定が入っている人もいますね。

でも、最近は節約志向からお家でクリスマスを楽しむ人が増えているそうです。ケーキも自宅で焼いたりする人もいるとか。どんなケーキなのでしょうね。丸い形のケーキに白い生クリームと真っ赤な苺。薪型のロールケーキにチョコレートの飾り。本格的にシュトーレンを焼くなんて人もいるかも。

ケーキには、ぜひコーヒーをお供に!
当コーヒーメールではクリスマスのケーキにぴったりのクリスマス用コーヒーセットを販売中です。生クリームとイチゴに合わせた特性クリスマスブレンドも入っています。
どうして生クリームと苺かですって?
実はコーヒーとお菓子の関係というのはとてもデリケートなんです。つい、私達は飲み物という観点からコーヒー、紅茶、緑茶といった区別で選びがちなのですが、同じコーヒーでも種類によってお菓子との相性があるらしいのです。
以下は弊社、焙煎工場の「工場長」の話です。

工場長によれば品種による違いを知るためのカップテストの後、それぞれの品種とスィーツの相性を比較してみたところ興味深い結果が出たそうです。カップテストしたのは同じコスタリカのコーヒー豆だそうです。
1種類目は「カトゥーラ種」のクリーンでソフトな感じ
2種類目は「ブルボン種」のフローラルさ
3種類目は「ビシャサルチ種」の果物のような白ワインのような風味
にあわせてお菓子を食べ比べてみたそうです。

お菓子はバニラ風味のバニレキャファレンという焼き菓子チョコブラウニー、フルーツナッツのパウンドケーキの3種類。飲み比べ、食べ比べた結果の結論は?
コーヒーの持っている特性とスイーツの持っている特性が同じものがとても相性がいいとのこと。高い評価のコーヒーが、必ずしもスイーツと最高に相性がよいということではなく、コーヒーの特性を知ることによって相性のよいコーヒーを組み合わせ、お互いを引き立てることが出来るとのこと。

フルーティーなコーヒーにはフルーツの入ったお菓子。ナッツ系の香ばしさのあるコーヒーにはナッツやスパイスの入ったお菓子などの組み合わせがいいかもしれませんね。
また工場長はこのようにも話しています。コーヒーを引き立たせるのか、スィーツを引き立たせるのか調和を求めるのかによって当然組み合わせは異なるわけで実際にテストしてみると気味合わせの妙がよく判るとのこと。
あなたもお気にい入りのコーヒーとスィーツとの組み合わせを試してみては?一番ぴったりするのはどんなお菓子かな?和菓子には少し焙煎の深いものがいいでしょうね。

今回紹介したクリスマス用のセットには少し濃いめのフルシティーローストのクリスマスブレンド生クリームと苺のケーキにぴったりです。
香ばしさと甘いカラメル香のブラジルボンジャルディンはチョコレートの入ったケーキに相性抜群。
リースリングワイン風の軽い酸味とフローラルなアロマのミディアムローストのニカラグアサンタクララがセットになっています。

まだクリスマスに間に合います。お早めに!

2009年12月号 上旬  No.169

様々な認証コーヒー。お歳暮で社会貢献や環境保護はいかが?

今年も残すところあとひと月になってしまいました。まだ、年末とは思えない暖かな日が続いています。 でも、もうアメリカではクリスマス商戦が、日本ではお歳暮が始まっていますね。 皆さんは贈り物の品をもう決めましたか?
今年はコーヒーのプレゼントにしませんか。それもCOP10を意識して、認証コーヒーは如何でしょう。

以前、COP10関連でサスティナブルコーヒーについて少しお話したのですが、その時はレインフォレスト・アライアンス、 フェアートレード、バードフレンドリーについてでした。これ以外にも生産組合や焙煎業者などが独自にそのコーヒーの 品質を保証したコーヒーがあります。

たとえば有機JASコーヒーです。これは農林水産省から認可を受けた登録認定機関が生産者、輸入業者、製造業者を認定し、 認定された生産者などが自ら格付けを行い有機JASのマークを添付したものです。
また、グッドインサイドという認定があり、これは1977年にグアテマラの焙煎業者とコーヒー農家により設立され、 その後、オランダのスーパーマーケットチェーンのサポートも加わり、ヨーロッパで広がりを見せているものです。 「信頼できる出来る方法で生産・加工するという責務を果たしていること」を認証するものです。
その他には、高品質を認証するものとしてCQI(Coffee Quality Institute)や Q-Action The Exceotional Cup Alliance for Coffee Excellence Inc.などがあります。

このように品質や生産状況を認証されたコーヒーは一般の価格より高いのですが、それだけにこだわりがあり 贈られた方も贈った方の気持ちを理解できる利点があります。 環境に留意したり、発展途上国に貢献したり、また高品質が保障されていたりと、 先様にお礼をするときにも話がはずみます。

コーヒーメールではこういった認証コーヒーをセットにした商品も販売しております。 勿論ギフト用の包装もOK!先様に喜ばれるコーヒーメールの製品からお歳暮をお選びください。

また、輸入ストップにより長い間品切れになっていたモカコーヒーがほんの少量ですが入荷しました。 日本人の人気コーヒーのベスト5にも入る人気のモカコーヒー。根強いファンがたくさんいらっしゃいます。 今回の入荷量は少ないので、確保できた量が売れてしまうと次はいつ入荷するか解りません。
お好きな方はストック分もまとめてご注文されています。無くなり次第販売終了ですので、 ご注文はお早めにお願いいたします。