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コーヒーの達人への道

2025年11月下旬号 No.552

“ スパイスと香りで楽しむ、秋のコーヒー時間 ”

11月も中旬を迎え、すっかり秋が深まりました。各地から紅葉の便りが届き、紅葉狩りに出かけたくなる季節ですね。 しかし今年は、クマの出没が連日のように報道され、キャンプ場やスポーツイベントの中止が相次いでいるそうです。 冬眠前に栄養を蓄えるためのブナの実が大凶作で、クマたちもやむなく人里近くまで下りてきているとのこと。 北海道や東北地方の方々は、落ち着かない日々を過ごしていることでしょう。

さて、寒くなってくると恋しくなるのが温かいもの。今年注目の鍋トレンドは「アロマ鍋」だそうです。 「アロマ鍋?」と思われるかもしれませんが、これは「ぐるなび」が発表した2025年のトレンド鍋。ハーブやスパイスを使い、香りと味わいを一緒に楽しむスタイルです。

ここ1年でハーブやスパイスの検索数は1.7倍に増加。スーパーの鍋つゆ売り場には、ゆず塩、ショウガ、マーボーなど100種類以上が並んでいるとか。 中でもレモンの輪切りをたっぷり入れた「レモン鍋」が人気を集めています。

ある人気店では、ナツメや八角など8種類以上のスパイスに、10種類以上の唐辛子を加えた激辛スープを提供しているそうです。 一見辛そうですが、野菜や肉を加えることで、ただ辛いだけでなく、“うま辛い鍋”が楽しめるとのこと。 辛さの調整もできるので、好みに合わせて楽しめます。

さて、香りと味の組み合わせといえばコーヒーも同じ。 以前、コーヒーを使った鍋をご紹介したことがありましたが、残念ながらあまり人気とは言えませんでした(苦笑)。 一方、唐辛子をアクセントに加えたコーヒーは、意外にも爽やかな風味で好評でした。

関西万博では、サウジアラビア館のカルダモンコーヒーが人気だったそうです。 シナモンを入れるのは定番ですが、レモン汁やペッパー、オレンジピールなどを加えるスタイルもあります。

一般的には、抽出後のコーヒーにスパイスを加えますが、豆を挽くときに一緒にスパイスを挽くと、香りのなじみ方が全く違います。 たとえばカルダモンなら、3カップに対して1〜2莢を一緒に挽くのがおすすめ。ちょっとエキゾチックな香りが立ちのぼり、寒い朝にぴったりです。

ナツメグはほんのり甘い香り、八角は中華料理などが好きな方にはたまらない芳香。 月桂樹(ベイリーフ)や、最近注目されているクロモジもコーヒーに合います。 薬草の町として知られる岐阜県古川町では、クロモジコーヒーが人気とのこと。

スパイスやハーブをコーヒーと一緒に楽しむ――そんな新しいスタイルも広がりそうです。

ちょっと変わったところでは、ラベンダーやバラを加えるのもおすすめ。 花の香りがほのかに漂い、いつものコーヒーとは違った表情を見せてくれます。 ただし、これらを楽しむには、やはり“新鮮で香り高い焙煎したてのコーヒー”が欠かせません。

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2025年11月上旬号 No.551

“ コーヒーの香りが漂ってくる映画 ”

ここ半月ほどで、季節は一気に冬へと移り変わりました。
ついこの前までは「まだ半袖が必要」と言っていたのに、もうコートではなく、フリースやダウンなどの真冬の装いの方が増えました。
気温の急変もあり、インフルエンザの流行も既に始まっているようです。予防接種や手洗い、マスク着用など、体調管理にはどうぞお気を付けください。

とは言え「芸術の秋」でもあります。今回は映画のご紹介です。作品名は「富士山とコーヒーと幸せの数式」。
主演は安藤拓磨役のJO1・豆原一成さん。ダブル主演として祖母役をベテラン市毛良枝さんが演じています。

祖母・文子と暮らし始めた大学生の拓磨は、亡き祖父・偉志(長塚京三さん)が残した「妻に大学での学びなおしの夢をかなえてあげたい」との思いを知ります。 自分自身も「大好きなコーヒーを提供するカフェを開きたい」と夢を見ながらも、知識だけは豊富にありながら、今一歩が踏み出せないでいる拓磨。そんな拓磨を支える恋人・大石紗季役は八木莉可子さんが演じます。

ある日、拓磨と文子は、富士山が大好きだった祖父が残した手帳に不思議な数式を見つけます。

監督は中西健二さん。豆原さんはコーヒーを淹れるシーンのためにかなり練習を重ねたそうで、「手元に気を取られるとセリフが飛ぶ」と苦労を語っていました。 また「市毛さんや長塚さんの自然体の演技に刺激を受け、自分も頑張らなければと思った」と話しています。

詳しい内容は、ぜひ映画館(現在上映中)でお楽しみください。 スクリーンからは、まるで本当にコーヒーの香りが漂ってくるような心地よさがあるはずです。

最近は映画館に足を運ぶ人が減っているようですが、『国宝』や『鬼滅の刃』のように話題作は大きな反響を呼び、記録的な興行収入を上げています。 やはり「良い作品」は人を惹きつけるのでしょう。

たまにはスマホの小さな画面を離れて、大きなスクリーンで物語の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。 この映画では雄大な富士山の景色も楽しめ、心のリフレッシュにもぴったりです。

そして、ご自宅でのひとときには――
香り高いコーヒーを自分の手で丁寧に淹れ、心ゆくまで味わってみてください。

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