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長期、好評連載中メールマガジン「コーヒーの達人への道」のバックナンバーです。

コーヒーの達人への道  バックナンバー 2019年 8月

2019年 8月下旬号 No.402

“ コーヒーを飲んだらお水も飲もう ”

お盆休みで皆さん旅行に出かけたり、帰省をされたりと外出の多いこの時期になんと大型の台風がやってきました。
山陽新幹線は運行中止になったり、東海道新幹線は14%の運休とかでお盆休みにお出かけの方に影響が出ているようです。

今年は海外旅行は遠くの国が人気とのことですが、香港へお出かけになった方は空港閉鎖のトラブルに遭遇した方もいらっしゃることと思います。
韓国は日本に対する風当たりが強く、観光に行っても不快になることに遭遇するかもしれませんね。

海外旅行や、お盆の帰省をされない方にはこのところの猛暑が半端ない暑さです。とても外に出てアウトドアのレジャーを楽しむどころではないですよね。
台風も来ているので、おうちでテレビやビデオを観るか、またはゲームをしたりする方が賢明かもしれません。

暑いときには外出を控えて、クーラー等を適切に利用して健康に注意して過ごしたいものです。
暑いときにはアイスコーヒーがとても美味しく、我が家でも水出しコーヒーの消費がかなりのピッチで進んでいます。

この時期アイスコーヒーを召し上がる時にちょっと気を付けていただきたいことがあります。
コーヒーには利尿作用があり、コーヒーを飲むとトイレに行きたくなります。コーヒーを飲んで水分を補給していると思ってしまうのですが、実際にはコーヒーの飲んだことにより体の水分は排出されてしまいますので、コーヒーを飲んだらお水を一緒に飲んでください。

喫茶店でお冷が出されるのにはこんなこともあってのことです。汗で体の水分いつもより大量に出ていっています。
必ずお水を飲んで健康に美味しくコーヒーを楽しんでいただきたいと思います。

さて、昨年の12月Vol.385でコーヒーのスニーカーのお話しをしたのですが、この夏日本でもコーヒー関連のスニーカーが発売されました。
「コンバース」が秋冬のコレクションのテーマ "BEYONDO THE STANDARD" の中から環境に配慮したエコ素材を使用した「CONVERSE e.c.lab」から廃棄予定の食材等を染料として再活用する「FOOD TEXTILE]でコーヒーの出しがら、マローというハーブティー、桜の花びらを使って染めた3色のスニーカーが発売されます。

ソールにはリサイクルラバーを採用し、ファショナブルでありながらエシカルやサスティナブルを目指す商品だそうです。

見た感じはコーヒーは明るい落ち着いたブラウンです。
マローはパステル調のブルー、桜は優しい桜色に仕上がっています。
若者だけでなく、中年の方が履いても違和感の無い色調なの興味のある方は一度シューズショップでご覧になってみてください。

コーヒーは毎日世界中で沢山飲まれている飲み物なので、抽出に伴うコーヒーカスの処理は色々と問題になるのかもしれません。
今までも色々な利用法をご紹介してきましたが、美味しく飲んで出しガラも有効に利用したいものですね。

2019年 8月上旬号 No.401

“ コーヒー農園も観光名所になれる? ”

やっと夏らしい日がやってきたようですが、各地での急激な気温の上昇に体がついていけない方も沢山いるようで、熱中症にご注意頂きたいと思います。

5月に季節外れの高温の日が続いた後、雨よりも曇りの日が長く続き、いつもならアイスコーヒーが主流になる7月でも関東地方では冬の時期と変わらずホットコーヒーのオーダーが多かったそうです。

日照の少ない地域では夏野菜の収穫も例年通りと行かなかったようで今年のお米の収穫量が気になるところです。

でも全地球規模でみるとやはり温暖化が心配になります。
現在のコーヒーベルトと言われている地域でのコーヒーの栽培は暑さのためどんどんと北半球は北側に南半球は南側にと今まで気温が低くで栽培に適さなかった場所へと移動しつつあります。

また、世界的なコーヒー価格の低さからコーヒー豆の栽培から他のもっと収入を見込める農作物への変換も行われているようで、今後コーヒーは中国などの今迄コーヒーを飲んでいなかった人々の需要に応えられる生産が出来るのか心配です。
今は美味しいコーヒーをしっかり飲んで心配を吹き飛ばしたいですね。

先日のネットのニュースでベネチアでドイツ人のバックパッカー2人が運河のほとりでアウトドアー用のカセットコンロで火をおこしコーヒーを淹れようとして現地の警察に逮捕され、日本円で罰金11万5千円ほどを支払う羽目になったとの報道がありました。
ベネチアでは2019年に観光客のマナー違反に対する条例が制定され他の人々を不快にさせる行為に対して罰金を支払わなくてならなくなったそうです。


これはドイツ人の例ですが、今は世界中の人々がいろいろな世界中の地域に観光に出かける時代になったので、その人の国では許される行為も他の国では迷惑になることはたくさんあると思います。
日本の北海道・美瑛町の「哲学の木」が伐採されてなくなってしまったそうです。
どんなに注意しても農地に入り込んで写真を撮影し、農作物の被害が甚大なことになったことでの無念の伐採だったとか。

#哲学の木 hashtag on Twitter

コーヒーの花が一斉に咲く季節の美しく香りの良い光景が紹介されるとコーヒー農園も観光地になるのでしょうか?
ラベンダーの農園が新婚の中国人の方々に人気だそうで、こちらもマナー違反に困っているとのことでしたが、世界的に見て同じ作物を大規模で栽培し、香りもよくインスタ映えしそうな植物と言ったらラベンダー以外にはバラとコーヒーの木なのかなとも思います。
柑橘類のオレンジやレモンも大規模に栽培されていますが、香りはいいのですが、バラやコーヒーの花のように一面同じ色になるほどのものではありません。ワイン用のブドウの花は地味だし。
ラベンダーに比べてバラやコーヒーの木は樹高があるので写真撮影には余り適さないのかもしれませんね。
また、バラは朝早く摘み取ってしまうので、朝寝坊の新婚さんが行く時間帯はもう摘み取った後かもしれません。

次はオランダのチューリップ畑かな?こちらはどうにも土地に起伏が無く、干拓地なので真っ平なのでインスタ映えは今一つでしょうか。

そのうちにハワイあたりで季節限定で新婚さんの写真撮影用のコーヒー農園が出来るかもしれませんね。

今年の夏休みは近場ではなくヨーロッパなどが人気だとか。
皆さんももし、夏休みに海外旅行するときにはくれぐれもマナーに気をつけてください。
そして、海外旅行に行かない人も美味しいコーヒーを飲んで夏を元気に過ごしましょう!