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コーヒーの達人への道  バックナンバー 2013年2月

2013年04月下旬号 No.250

“日本の水は美味しいコーヒーに!”

こちらではソメイヨシノの花が終わって八重桜が満開になっています。
でも、寒さが戻り、まだ暖房が必要な日があります。
そんな土曜日の朝は再びの淡路島の地震にびっくりしました。
被害も出ているようですが、お見舞い申し上げます。
東北の三陸沖での地震からたびたびの各地での地震。心配ですね。

でも、この火山活動によって水が美味しくなるって知っていました?
ご存知のように水は硬水と軟水に分けられます。
水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのイオンの量を酸化カルシウムに換算し、ppmで表し、硬度の高いものを硬水 低いものを軟水といいます。
飲み水としてはある程度二酸化炭素の含まれる方が美味しく感じられますが、コーヒーを抽出する場合は鉄分やマンガン等少ない方がいいのです。特に鉄はコーヒー、紅茶、緑茶等に含まれるタンニンと結びついて、味を悪くします。

日本の湧水の名所といわれる所では火山活動により、地下の二酸化炭素がカルシウムを水に溶かして湧き出していて、また適度なマグネシウムなども含まれており、飲んで口当たりが良く甘味を感じる美味しい水が作られるのです。

日本はこうした水の名所へ水を汲みに行ってコーヒーを点てている喫茶店や個人も多いという事です。

都市部では水道水を使うのが一般的ですが、塩素や場合によっては水道管内部の鉄分が含まれることもあります。

水道水でコーヒーを抽出する時は朝最初に出てくる水は前日から管内に留まっていた水なので、少し出した後の水を使います。
塩素分を抜くため、水からコンロに掛けて沸かします。
(二酸化炭素が水の中に残っている状態にするため。)
長時間煮沸しない。二度沸かししない。などに注意します。
まだ寒い日もあってホットコーヒーが美味しく感じられる日も多いと思います。水道水でも美味しい水でコーヒーを点てましょう。
そして、半袖にしたいような暖かな日はアイスコーヒーをどうぞ!

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2013年04月上旬号 No.249

“新たな出発のために区切りのコーヒーをどうぞ!”

急に暖かくなり、桜の開花もあっという間に進みました。
その後は気温の低い日が続き例年より桜の持ちがいいとのこと。
先週末はお花見に出かけた方もいるのかな。
4月1日は新たな出発の日です。
新しい学校、新しい職場、新しい学年など今までとは違った環境で 新たな人生をスタートする方も沢山いることと思います。
日本のコーヒーの中でも新たな一歩が築かれようとしています。
コロンビア・コーヒー生産者組合(FNC)は今から50年前に これからのコロンビアコーヒーの需要の拡大を見越して、 支局を日本に開設しました。
それから50年、日本はコロンビアコーヒーの輸入国としては 世界第2位となり、FNCコーヒーの最大の輸出先となりました。

コロンビアコーヒーのキャラクター“ファン・バルデス”も ラバのコンチータと共に日本ですっかりおなじみになりました。
このキャラクターは1960年にアメリカのメディアに登場し コロンビアコーヒーの普及に貢献しています。

この支局開設50周年を記念したコロンビアのコーヒーがあります。

「50年古樹コーヒー」です。

樹齢50年を超えるコーヒーの樹から収穫した特別なコーヒー豆 です。

この50年古樹のコーヒーのお味は?

まさに円熟の境地!
一度飲んでみてください!!
深ーい50年の歴史を感じさせる特別な味わいです。

コーヒーメールでは4月のコーヒーとして現在販売中です。

コーヒーもこうしたおめでたい区切りのコーヒーを飲むことで 新たな門出のスタートにふさわしい心構えが生まれます。

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