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長期、好評連載中メールマガジン「コーヒーの達人への道」のバックナンバーです。

コーヒーの達人への道  バックナンバー 2012年5月

2012年 5月下旬号  No.228

   “今の時期はホットアンドアイスのリバーシブルコーヒー”

ゴールデンウィークも過ぎ暑くもなく、寒くもない時期と思っていたら,北海道では吹雪のような雪が降り、関東地方では雹が降ったり、竜巻が発生したりと大変な天候が続きました。こちらでも強風が吹き荒れ出たばかりの植物の新芽の先が飛ばされたり折られたりと大変な天候でした。
朝晩は暖房が欲しいくらいの寒さでも、日中は半袖でもいいくらいの気温になり,本当にこの時期は一日の気温の変化も大きくて体調管理に苦労しますね。

飲み物もそう。朝晩は温かな物がいいし、昼は冷たい物の方がいい。こんなときに便利なのが
リバーシブルコーヒーです。
簡単な水出しコーヒーの要領で,ポットの中にコーヒーを入れて冷蔵庫で保管するだけ。
何時でもホット、アイスどちらのコーヒーも手軽に楽しめます。
ホットで飲みたい時はカップに注いで、電子レンジでチン!
アイスで飲みたい時は氷の入ったグラスに入れて飲むだけ。
この時期にホットにもアイスにも使えるコーヒーはとても重宝します。

一般的にはレギュラーコーヒーはホットはホット用のコーヒー、アイスにはアイス用のコーヒーを使うのが普通です。でも、このリバーシブルコーヒーはそのどちらにも対応できるすぐれもの!!
この理由は焙煎とブレンドにあります。勿論秘密!!

このようなどっちつかずの天候の時に冷蔵庫に作っておくと便利です。

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リバーシブルコーヒーの作り方はこちらから

ホット・アンド・アイスのリバーシブルコーヒーを利用したレシピ


電子レンジで温めたコーヒーにマーマレードを加えて戴きます。ロシアンティーのコーヒー版です。
お好みでアルコール(ウォッカなど)を加えたり、ホイップクリームを加えるとさらに本格的です。
とても体が温まります。
そして、暑い昼間には冷たいコーヒーにサイダーなどの炭酸水を加えます。レモンの輪切りをプラスするととても爽やかです。また、炭酸水の代わりにビールでも変わった飲み物になります。
ビールなんてと思うかもしれませんが、ビア・コーヒーという名のれっきとしたメニューの飲み物です。

この時期は行楽にもとても良い季節ですが、天候の変化には充分お気を付け下さい。
そして、行楽のお供にはコーヒーメールのお出かけセットを是非お忘れなく!!

2012年5月上旬号  No.227

“同じコーヒーなのにどうして味が違うの?”

春もやっとこの時期らしい暖かさになったと思ったら、急に夏日を記録する所が出始め、朝晩と日中の気温の温度差が大きく、風邪を引いてしまったという人が多いようです。この時期に引いた風邪はなかなか治らないとのこと。
どうぞくれぐれもご注意なさって下さい。

今はゴールデンウィークのさなか。昨年は震災の影響で外出を控えていた方も今年は国内外へ旅行する人数も増えたとか。東北地方でも復興のために観光に来て下さいとPRしていますから。

皆さんでお出かけする時にはコーヒーメールのお出かけセットをお供にお連れください。お湯さえあればもうそこは街中のカフェと一緒!本格的なレギュラーコーヒーを楽しむことができます。全ての品がセットされていて、後はお湯だけ。香り高いホットコーヒーを新緑の森の中や太陽の光がまぶしい海辺で手軽に楽しめます。もうアイスコーヒーの方がいいとおっしゃる方には便利なリキッドや水出しアイスコーヒーも用意しています。
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さて、先回の続きですが、どうして同じコーヒーで同じ時にコーヒーを点てても味が変わってしまうのでしょうか?
これはお湯を注ぐ時の微妙な温度の差。蒸らしの時間。注ぐ時のお湯の細さ(太さ)などによって味や香りが変化するからです。
ペーパードリップで抽出する場合などは注ぎ手ひとりひとりでお湯を注ぐ状態が異なります。コーヒーの粉の面に対して垂直に注ぐのがいいのですが、粉が平らになっていなかったり、注ぐのが斜めになっていたり、お湯を勢いよく注いだり、ゆっくりと注いだりでも味が変わります。
特に重要なのは第1投目の蒸らしです。また、「の」の字を描くように注ぎましょうと言われていますが、その円の絵がき方も大きく描く、小さく描くで味が変わります。
コーヒーの抽出は第1投目の蒸らしとその後の2−3投目の注湯で美味しいコーヒーの成分のほとんどが抽出されます。
第1投目に抽出されるこの液は大変濃い液ですから飲みやすいように第2、第3の注湯の後も湯を注いでコーヒーの液を適度な飲みやすい濃さにするのです。
蒸らしはコーヒーの粉が最大限に膨張した状態を保つという事です。
少しするとその状態から収縮の状態に変化します。この収縮をする直前に第2投目のお湯を注ぎますが、この時高い位置から注ぐのではなく低い位置からコーヒーの粉の面にそっと細く湯を乗せるような感覚で中心部より外側に向かって円を描くようにお湯を注ぎ、また中心に戻ります。
この時、外側いっぱいまで円を張り出さないことです。外側に近いところに注がれたお湯はコーヒーの粉を通過せずに側面に沿って直接下へ流れてしまうからなのです。
このようにして注湯が済んだらコーヒー液の出来上がりです。

このようにいろいろな箇所で注ぎ手それぞれの手順が少しだけ違う事により、違った味のコーヒーが出来上がってしますのです。
時計や温度計に頼るというのはお勧めしません。
コーヒーの焙煎の具合や粉の挽き方によっても最適な時間が変わります。皆さんのお口に合った状態のコーヒーが一番のコーヒーです。
何度も抽出してみて一番の状態を探してみて下さい。
美味しいコーヒーでお手伝いします。