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長期、好評連載中メールマガジン「コーヒーの達人への道」のバックナンバーです。

コーヒーの達人への道  バックナンバー 2014年 11月

2014年 11月下旬号 No.288

“ ほっこりあまーいミルクコーヒー ”

11月中旬になって、急に寒くなりました。北海道や本州でも標高の高い所では積雪もありました。
温かな飲み物が体と心を温めてくれますね。

その中でもコーヒーはとても温かさの持続する飲み物です。
緑茶は上等なものは60度で淹れると美味しいと言われていますし紅茶も薄めの容器で飲む飲み物なので、冷めるのが早いです。

そんな中でコーヒーはちょっと肉厚の容器で、しかも容器も温めてからコーヒーを注ぎますから冷めにくい。

というわけで、コーヒーカップを両手で包み持って、手と体を温めるといったシーンもよく見かけます。

こんな時のコーヒーはストレートも勿論いいのですが、出来ればミルクか生クリームさらに砂糖を入れて飲んで頂きたいのです

ミルクは3大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物)とビタミン、ミネラルが含まれ、活動をするための基本的なエネルギーの供給源です。免疫系や内分泌系、循環器系などに作用し病気を予防したり免疫力を高めたりしてくれます。

そのため、風をひきにくくなったり、病原菌の感染を予防したりといった効果が望めます。

生クリームは脂質が約半分近くあるので高カロリー食品ですが活動するためのエネルギーの供給源アップにつながります。

砂糖も即効性のエネルギーになりますし、甘さは心の安定剤の役目もします。

何よりも疲れた時や、ゆっくりしたい時に甘いミルクコーヒーは素晴らしいリフレッシュ剤です。

アメリカンコーヒーのさらっとした味と何杯もお替りできる手軽さもモーニングにはいいと思いますが、寒さで冷えた体を温めるのには少し深く焙煎したコーヒーをちょっと濃いめに抽出し、温めたミルクをたっぷりと加え、砂糖も入れてよーくかき混ぜて、カップを両手で持って暖を取りながら、フーフーしながら頂いてみましょう。

今日あった、嫌な事は忘れ、素敵な事はもう一度思い出してゆったり、暖かなコーヒータイムを過ごしましょう!

勿論カフェ・オレ用の深めの焙煎の豆も各種取り揃えています。

美味しいコーヒーのお求めはこちらからどうぞ!!

2014年 11月上旬号 No.287

“ コーヒーを和風のスイーツでより美味し ”

先日のニュースでも報道していましたが、コーヒーの小売価格が値上げされます。
コーヒーの産地でのコーヒーの木の病害虫の被害により、コーヒーの木が枯れたり、収穫量が極端に少なくなったりしています。

実際に生産が見込めない品種のコーヒーもあり、特にブルーマウンテンは2012年のハリケーンで農園が甚大な被害を受けたのに加えサビ病と害虫の被害で2014年度の生産量が前年比の半分ほどになると言われています。この量は2007年に比べ80%減となりブルーマウンテンはかなりの品薄になるものと思われます。

他に世界一の生産地である、ブラジルでも大規模な干ばつで相当量の減産が見込まれます。

このため、先物取引では金融関係の企業が参入し、コーヒーの価格がより高値になっています。

今までのレベルを維持するには値上げもやむなしという状況です。このような事情により 誠に申し訳ございませんが11月1日よりコーヒー販売価格を改定させて頂きます。
個々の価格につきましてはホームページでご確認ください。

今、コンビニのドリップコーヒーが人気で菓子の製造メーカーではコーヒーに合ったスイーツの開発と売り込みに力を入れているそうです。

コーヒーは苦味があるので、甘いものとの相性がとてもよくかなり広い範囲でのスイーツと合わせることが出来ますが、 その中でも酸味が効いたモカにはこれとか、苦味が特徴の深炒りの豆にはこれとかいろいろと売り込みに熱心です。

そんな中で和風のスイーツも実は相性がいいのです。
昔、俳人の中村汀女さんが和のお菓子もコーヒーに合うとおっしゃっていましたが、お勧めは和三盆の上品なすっきりした甘さの「二人静」「旅奴」の黒砂糖の味はコーヒーにコクを持たせるとのこと。
また、ショウガ風味の軽い味「圓相」は爽やかな組み合わせだそう。

コーヒーにはしっかりした甘さのものと、あっさりした甘さのものなど、コーヒーの産地の他に焙煎や抽出方法などによって、さまざまな組み合わせ、取り合わせが可能です。

あなたも、コーヒーの美味しくなるこの秋にどのスイーツがお気に入りの コーヒーにぴったりか探してみるのも楽しいかもしれませんね。

コーヒーメールでは和のスイーツの一つ“コーヒーようかん”を販売しています。

コーヒーにようかん?と思うかもしれませんがこれがコーヒーの味にぴったり!!

コーヒーもようかんも相乗作用でとても美味しく感じられます。ただし、頂く順序をしっかり守ること!
これはお抹茶での作法と同じです。
先にようかんを食べてからコーヒーを頂いて下さい。
こうすることによってようかんの甘味とコーヒーのほろ苦さと香りが舌先と、鼻空に残りその後で飲むコーヒーが響き合い、よりコーヒーを美味しく頂くことが出来ます。
もちろんこのようかんは特別にコーヒーに合うように開発を重ねたもの。
普通のコーヒーようかんとは違います。

是非一度お召し上がり下さい。

ご用命はこちらをご覧ください!!