長期、好評連載中メールマガジン「コーヒーの達人への道」のバックナンバーです。
コーヒーの達人への道 バックナンバー 2020年11月
2020年11月下旬号 No.432
“ 寒くなる時季の飲み物にコーヒーを選ぶ人が多い ”11月も半ばになりましたが、急激に寒さがやってきて、北では積雪も観測されていますが、ここ数日は穏やかな暖かい日が続いています。
急激な新型コロナウィルスの感染者増加とても心配ですね。
日本もヨーロッパやアメリカのようになってしまうのでしょうか。
やはり「GoTo」が原因でしょうか?
個人的にも周りの人を見ているとこの割引の際に利用しないと損という感じで旅行に行ったり食事に行ったり、特に価格の高いものほど割引が多いので遠い所高級な所へのお出かけが増えているようです。
これから寒くなる季節に向けて、換気のためにドアや窓をこまめに開けましょうといっても暖かくした室内をまた寒くするのはなかなか難しいのではないでしょうか。特に北海道など寒さの厳しい地域での換気は暖房費もかかることですし、実行が気になるところです。
寒い中での暖の取り方の一つとして、暖かな飲み物があります。
ウェザーニュースが今年10月7〜8日に寒くなる時季の好きな飲み物を調査し、10,726人の回答の結果をまとめています。
67%の方がコーヒーと回答しており、紅茶、緑茶を大きく引き離し、日本人の3人に2人はコーヒーを寒い時に飲む飲み物と答えています。
また、年代別にみると年代が高い方がその割合が高く、10代では23%、20代では53%、30代では57%、40代では67%、50代では70%、60歳以上では73%の方がコーヒーとの回答でした。
紅茶については10代はほぼ緑茶と同率で30%で、20,30代では20%台ですが、40代になると急激に紅茶は少なくなり 10%台となります。
これは40代になると自宅で飲むというより、仕事の合間に飲むという場合が増えているのではないかと思います。この場合喫茶店などで飲み物を頼む時に紅茶という方は女性が多く、男性はほとんどコーヒー女性もかなりの方がコーヒーを注文するということからではないでしょうか。
20代、30代の20%台の紅茶は自販機の各種の紅茶関連の飲み物で、自宅などで紅茶を入れて飲むということでは無いような気がします。
10代の23%はコーヒーは大人の飲み物というイメージがあり、紅茶や緑茶の方が無難ということでの選択ではないでしょうか。
そのためか大人になる20代になると急に倍になっています。
このレポートでは大正時代のカフェブームはハイカラ層でカフェブームがあったが、戦争中にコーヒーの入手が困難になり、1960年代になってインスタントコーヒーの普及が急速に浸透し、国民が気軽に飲める飲み物になったとあります。
また、60年代、70年代の年齢層が高いほどコーヒーを選ぶということについてはそのインスタントコーヒーや純喫茶やジャズ喫茶でなじみの飲み物になったことからではないかとの分析でした。
どちらにしてもコーヒーは日本人に深く浸透した好きな飲み物になっているということだと思います。
確かに美味しいコーヒーを飲むことは体を温める効果があります。
紅茶では余り体を温めるということにはなっていないのはなぜなのか?
それは紅茶を飲む時の器にも一因があるのではないかと思います。
紅茶の器は上部が広く紅茶が冷めやすいからではないでしょうか。
また、コーヒーの器は厚みもあり冷めにくくなっています。
こんなことも紅茶よりコーヒーを選ぶ基準になっているのかもしれません。
ともかくも美味しいコーヒーを飲んで体を温めましょう!
2020年11月上旬号 No.431
“ おうちコーヒー楽しんでいますか? ”11月に入るとすっかり秋も深まり、あちこちの紅葉の名所では見頃を迎えましたとの報道がされています。
今年の紅葉は急激に気温が下がったことと昼夜の温度差が大きいこと等もあって、きれいな紅葉が見られそうとのことです。
政府のゴーツートラベルの後押しもあって、紅葉見物にお出かけの方も多そうですが、ここにきて再度新型コロナの感染者が増加傾向にありヨーロッパでも再度の都市閉鎖が行われる事態になっています。
日本でも大都市近郊ばかりでなく、北海道や東北の今まで感染者が少なくなっていた地域で感染が拡大しているので、保菌者が旅行をして感染が拡大しているのではと心配です。
経済との両立を考えると完全にすべての人に2週間自宅待機というのも無理があるのかもしれませんが、感染地域に生活する人とそうでない場所の人々をうまく分けて封じ込めが出来ないのかと素人は考えてしまいます。中国の武漢ではこのような方法で封じ込めに成功したのではないでしょうか。
テレワークでオフィスに出勤しない人も多くなり、会社によっては20%程度の方しか出勤しなくても今まで通りに仕事が回っていると話しているのをテレビで見ました。
そのように自宅で仕事が済む人はいいと思いますが、世の中には警察や消防、病院関係者だけでなく、公共交通機関や宅配業者、ごみ収集、スーパーなどの従業員の方、農業や漁業など実際に作業を しなければならない仕事に従事している方も沢山いらっしゃるのでテレワークの推進をしてもどのくらいの方が可能なのでしょうか。
とは言え、自宅で仕事をしている方はつい運動不足になるということを心配して、リモートのヨガ教室やストレッチ体操の教室が人気なのだとか。
コーヒーも自宅で一日に何杯も飲むという方も出ているようです。
そんな方に向けに自宅で美味しいコーヒーを飲むためにと家庭用のコーヒー豆ロースター、コーヒー豆のグラインダー、 凝った抽出器具、果ては家庭用手動式のエスプレッソマシーンも売り出されています。コーヒーメールではそういった方々に生のコーヒー豆も販売していますので、ぜひご覧になってください。
こういった器具をセットで販売しているサイトもあるようです。
頑張っておうちコーヒーを楽しんでいただきたいと思います。
でも、自家焙煎用の器具はお掃除の大変さを覚悟して臨まないと大変です。
最近発売になった器具をみましたが、やはり家庭用のコンロでコーヒー豆を焙煎するような形ですから、勿論焼いている時に豆を常に回転させることはもちろんですが、炒ることによって周りに沢山のチャフと呼ばれる皮が出てきます。
外で焙煎して後は箒で掃けばというのならいいかもしれませんが、家の中のガスコンロでしたら後の掃除が大変!!!
勿論掃除機で吸い取ってしまえばという考えもありますが、毎回この作業をしてまでコーヒーを焙煎して飲みたいかというとたまに趣味でするのならいいかもしれませんが、おっくうになるのではと心配します。
まあ、ともかくも趣味の範囲ですので、いいと思ったことは是非チャレンジしていただきたいと思います。
ただ、焙煎というのはそう簡単ではなく、豆によって適正な焙煎度合いというものもあります。また豆によっては個々の サイズが不揃いなものもあるので、均一に焙煎するというのも難しいものもあります。
一応気のすむようにおうち焙煎を楽しんだ後は是非焙煎のプロが心を込めて焙煎した美味しいコーヒーをお召し上がりください。
色々な種類のコーヒーが楽しめるようまた、新鮮さを保つことが出来るよう100gのパックでしかも窒素充填ですからいつも焙煎したてのおうち焙煎に匹敵する新鮮さでお届けしています。