長期、好評連載中メールマガジン「コーヒーの達人への道」のバックナンバーです。
コーヒーの達人への道 バックナンバー 2021年11月
2021年11月下旬号 No.455
“ 秋冬の憂鬱はコーヒーで改善!! ”秋の日は釣瓶落としと言われますが、11月も7日立冬を過ぎると急に日没が早くなってきたような気がします。夕方5時を過ぎると、もううっすらと暗くなりはじめます。
日本よりも緯度の高いヨーロッパ諸国などでは、もっと早く日没がやってきて、夜の時間が長くなります。
以前ロンドンに転勤した方が、「日没が早く気分が滅入ってしまい、うつ病になってしまいそうだ」と新聞に書いてあったのを思い出しました。かの夏目漱石もこのような日照不足が原因で、情緒が不安定になっていたと何かの書物に書いてあった記憶があります。
このような、秋から冬にかけての“気分の落ち込み”や“睡眠時間の増加”は季節性感情障害「冬季うつ」と呼ばれ、北欧などで多くの方を悩ませているようです。
冬季うつは、幸福感をもたらすセロトニンの分泌量が日照時間の減少とともに低下することが原因だと考えられています。そのため春、夏になると自然に改善されるようです。
非営利団体の「コーヒーの情報科学研究所」が行ったイギリス、イタリア、フィンランド、ドイツ、ポーランドに住む5000人以上を対象にしたアンケート調査があります。
調査によると参加者の28%が「日照時間の減少とともに抑うつ症状を経験し、悲しい感情が増加する」と答えています。
具体的には日照時間が短くなると不安感が増す、集中力が低下する、運動へのモチベーションが下がる、運動のパフォーマンスが低下するなどです。
このアンケートでは「コーヒー摂取とメンタルヘルスの関係」も尋ねています。
29%の人が「秋、冬にコーヒーを飲むのは活力を感じるため」と回答し、気分や感情を改善するためにコーヒーを飲んだと述べています。
また21%の人は「コーヒーを飲むと覚醒感や集中力を得るのに役立つ」と答えています。
まとめとして「4時間ごとにコーヒーを1杯飲むことで、気分の改善が1日にわたって持続する可能性がある」と示唆しています。
加えて、コーヒーの香りを嗅ぐだけでも、脳の働きを高める効果が得られるなどとも述べられています。カフェインが気分やパフォーマンスを改善する、運動のパフォーマンスを向上させるといった効果もあるそうです。
コーヒーの飲用は、季節性感情障害に対してメリットがあるとの結果が報告されたそうです。
寒くなると温かいコーヒーを飲みたくなるのはこんな理由もあったのですね。気分転換のためだけでなく、コーヒーを飲んで冬の寒さに負けない前向きな気持ちを持ちたいものです。
それでなくてもコロナ禍で気分が落ち込みそうになる今の状況です。少しでも明るくするためにもコーヒーを飲みましょう!
美味しいコーヒーはこちらからどうぞ!
2021年11月上旬号 No.454
“ 手軽&本格 コーヒーバッグのススメ!! ”10月末から急に寒くなりました。中旬までの半袖が、今やダウンの上着を着ている人も見かけます。
気温の変化に身体がついて行けず、風邪を引いたりしたら大変です。
今はちょっと熱が出たり、鼻水でもコロナ感染かと心配になります。
ただ幸いなことに、ここ最近、感染者が急激に減っています。いったい、どのような訳かと疑問に思いますが、専門家もはっきりした理由を見いだせないようです。
テレビを見ると欧米ではロックダウンが解除されるとすぐに、マスクなしで出歩く人が多かったように思います。日本人は欧米人に比べ、マスクにあまり抵抗がないので、緊急事態宣言が解除されても相変わらずしっかりマスクをしています。
日本人の気を抜かない感染対策が功を奏したのかもしれません。
これから冬に向かいインフルエンザが流行する季節になります。マスクや手洗いをさらに徹底したいものです。
さて、本題です。
コロナ禍による外出自粛により、“お家”でコーヒーを飲む人が増えました。総務省の家計調査によると、2020年のコーヒーの1世帯あたりの年間支出額が約7000円になり、過去10年間で最高になりました。
そのため、自宅でも本格的なコーヒーが楽しめる高額なコーヒーメーカーやコーヒーの暖かさを保持するマグカップウォーマーなど、新しい家庭用コーヒー器具が次々に発売されています。
お家でゆっくり美味しいコーヒー。いいですね。
ただ、実際は仕事や家事、介護や子育てなどで忙しく、そんな余裕はない!という方が沢山いらっしゃるのではないでしょうか。
時間がないとき、インスタントコーヒーは手軽です。しかし、本格的なレギュラーコーヒーが飲みたい!そんな方には“コーヒーバッグ”が最適です。
“コーヒーバッグ”は封を切って、カップにセットして上からお湯を注ぐだけ。簡単に本格コーヒーを楽しむことができます。
―“コーヒーバッグ”のここが便利!―
1.コーヒーをミルで挽く必要がない
2.コーヒーを量る必要がない
3.ペーパーを準備する必要がない
4.抽出後のゴミはカップの上のフィルターごと捨てるだけ
しっかり窒素置換、フィルム包装された商品であれば、焙煎した時の香りが保持されています。生産したての新しい商品であれば、カフェバッグでもコーヒー抽出時にもこもこ膨らみ、焙煎したての美味しさが味わえます。
コーヒーメールでは、以下のコーヒーバッグを取り扱っています。
・プレミアムマイルドブレンド
・モカブレンド
・ブルーマウンテンブレンド
・有機 ペルー アルト・アンデス
・有機&フェアートレード グアテマラ
・カフェインレス
コーヒーを飲みながら一寸一息つけるように名古屋弁の「コーヒーバック」があります。ご当地コーヒーとしてお土産にもぴったりです。
また、遊び心が魅力の「コーヒーモンスター」も個包装を並べて楽しめます。
一寸一杯だけすぐに飲みたい!でも味と香りは妥協したくない!
そんな方はコーヒーバッグをお役立てください!!
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