長期、好評連載中メールマガジン「コーヒーの達人への道」のバックナンバーです。
コーヒーの達人への道 バックナンバー 2021年02月
2021年02月下旬号 No.438
“ コーヒーかすの意外な使い方 ”昨日はバレンタインデーでしたね。
皆さんはチョコレートをお召し上がりになりましたか?
最近は男性に贈るためではなく、ご自身で頂くために年に一度の自分へのご褒美として高級チョコレートを購入する方が増えているそうです。
デパートのバレンタイン用のチョコレート特設会場にもどなたかへのプレゼントではなく、明らかにご自分用の物を求めているような方を見かけます。
職場でも義理チョコの廃止が普及し、しかも今年はコロナ禍で自宅などでのテレワーク、しかも日曜日とあっては職場の同僚にお渡しするチョコレートは当然のことながら購入しませんね。
でも、不要不急の外出自粛が言われている中、あのように混雑する チョコレート売り場は恋人のために買いに来た人ばかりとは思えません。
しかも1粒1,000円程度もするチョコレートは自分へのご褒美とは言えあっという間に食べ終わりそうで・・・でも美味しいのでしょうね。
コーヒーとチョコレートはとても良い組み合わせです。
昔からコーヒーに小さなチョコレートを受け皿に載せたものをよく見かけました。
食後のコーヒーにもチョコレートが添えられていますよね。
まだチョコレートが残っているようでしたら、是非コーヒーと一緒にゆったりとした時間を楽しんでください。
最近は飲食店の営業が自粛を余儀なくされ、喫茶店もとても厳しい状況ですが、ポーランドでは融雪剤としての塩をコーヒーの出し殻に変更しているそうです。
ポーランド南部のクラクフという市では融雪剤の代わりにコーヒーかすをまき、「環境に優しく予算も節約できる」と市当局は強調しているとか。
コロナ禍でポーランドも喫茶店も接客が禁止され、テイクアウトしか認められていないそうですが、50を超える喫茶店が協力しているそうです。市当局はこの困難な時期に喫茶店を支えるためにも市民に積極的にコーヒーを購入し、コーヒーかすが確保できるようにと言っているそうです。
10日には旧市街の公園にコーヒーかすがまかれ、通行人からは塩は害が多いがコーヒーはいいとの前向きな評価が聞かれたとのこと。
このようなコーヒーかすの有効利用は嬉しいですね。
ご自宅でも有効利用について以前にも植木鉢にまいたり、乾燥させてトイレや靴箱に置いたりとお知らせしましたが、美容のためのスクラブとしての活用方法もあります。
直接顔に塗るのでコーヒーの挽き方は細かいものの方がよいようです。
コーヒーかすをアーモンドオイルやホホバオイルなどに混ぜてペースト状にし、顔に塗ってマッサージするというものです。
1回分で10g程度がピッタリなのでコーヒー1杯ほどです。
それにオイルを混ぜるのですが、ホホバオイルなどは高価なのでベビー用オリーブオイルでも代用できます。
ゆっくりと優しくマッサージしたら柔らかいティッシュペーパーでよくふき取り、洗顔フォームで洗顔します。
スクラブにはコーヒーの香りも残っていて洗顔後はさっぱりして気持ちがいいとのこと。
コーヒーかすも無駄にしないでエコに使いましょう!
2021年02月上旬号 No.437
“ お家飲みのコーヒーはコーヒーメールで! ”緊急事態宣言のもと、もうすぐ立春で春がやってきます。
今年の節分は124年ぶりに2月3日ではなく2月2日です。
節分は立春の前の日のことで、1年を春夏秋冬の4季節に分けたものをさらに6に分割して二十四節気とし、春分、秋分以外に冬至や大暑などがあります。
節分とは春夏秋冬の4季節に分けられる節目の前の日のことです。
ですから、立夏の前、立秋の前、立冬の前も節分なのですが、立春の前の節分だけが今は節分と呼ばれています。
節分が2月3日でなかったのは37年前の1984年に2月4日、2月2日が節分になるのは1897年以来124年ぶりだそうです。
立春の後にやってくる、皆さんに案外なじみの名前は啓蟄でしょうか。
そのころになるとそろそろ暖かさが感じられるようになり、虫も暖かくなってきたので、地上に顔を出す頃とのことです。
立春になってもまだまだ寒さはやってきそうですし、コロナ禍による巣籠は当分続きそうです。
巣籠によってお家でのコーヒーの消費が増えたそうですが、やはり昔からの喫茶店文化は毎日の生活をリフレッシュするためには必要なものではないでしょうか。
自宅とは違うもう一つの自分の居場所といった感覚で今まで毎日利用してきた方も、緊急事態宣言が出て不要不急の物との扱いに 分類されてしまい、しかも夜8時までの営業時間制限とも重なり他の飲食店同様大変な苦境に立たされています。
この際店を閉めるという選択肢を選ばざるを得ない方も多数いて、喫茶店も厳しい経営になっています。
そんな中、中日新聞に連載されている漫画の「喫茶アネモネ」が単行本になりました。柘植文さんが毎週月曜日の朝刊に掲載していたものですが、マスターとバイトのよっちゃんの雰囲気がとてもほんわかとしていて月曜の朝これから1週間が始まるぞと気合を入れた心に優しく包みかけてくれます。
常連さんもいてそれなりにお客さんがいるようですが、実際の喫茶店はなかなかこのようにはいかないようです。
やはり喫茶店などでもアルコールを提供する飲食店でも、集まり色々な話をして飲食をするというのが人間としての昔からの 営みだったと思います。
話をせずに無言でひたすら食べることが奨励され、食事すら楽しくなくなってしまっている現在の状況はやはり異常なのでは 無いかと思います。楽しくない食事は食べたものが体の栄養として活かされないそうです。
早く、元通りに楽しくおしゃべりしながら飲食のできる日々が来てほしいですね。
それまでは、自宅で美味しいコーヒーを飲みながら、「喫茶アネモネ」でも読んで、喫茶店の雰囲気を楽しみましょう。
お家飲みのコーヒーなら香り高い焙煎したての美味しいコーヒーに拘りたいですね。
コーヒーメールのコーヒーなら焙煎したてを100gの小袋に窒素充填して鮮度を維持したままでお届けします。