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コーヒーの達人への道　　バックナンバー 2024年11月

2024年11月下旬号　No.528

“ おばあちゃんの味コーヒー大流行！　”

アメリカの大統領選挙はトランプ氏の圧勝に終わりました。新政権の主要閣僚の名前が次々と発表され、来年の交代に向けた準備が進んでいるようです。

日本では例年にない温かい日が続き、観測史上最高気温を記録した日があったり、この時期に台風が４個も発生していたりと地球環境の悪化が心配されます。

とは言え、季節は確実に冬に向かっており、遅めの富士山初冠雪も観測されました。寒くなると恋しくなるのが温かな飲み物です。街中の自販機もホット飲料に切り替わってきました。

さて、この冬、韓国で「おばあちゃんの味」と呼ばれるコーヒーが人気を集めています。 韓国の「メガMGCコーヒー」が提供する新メニュー「ハルメガミスッカルコーヒー」は甘く濃厚なミックスコーヒー風味に香ばしいミスッカル（穀物粉末）を加えたもので 発売から60日間で135万杯も売れ、異例のヒット商品になりました。SNSでは「どこのおばあちゃんの味？」と話題になったり、自宅で再現するレシピも広がっています。

このドリンクは1杯あたり約413キロカロリーと高カロリーながら、日本円に換算すると約280円と手軽な価格も人気の理由です。 コーヒー豆の価格が上がる中、コーヒー以外の材料を加えることは価格を抑える方法とも言えます。 日本でも似たような麦芽飲料が昔から子供向けに親しまれていますよね。どちらもコーヒーに近い色、ココア風味で、ミルクを加えた飲み物として愛されています。

韓国発のタルゴナコーヒーが流行したこともありましたが、緯度が高く寒さが厳しい韓国では、濃厚で甘い飲み物が好まれるのかもしれません。 日本でも甘酒入りコーヒーなど、アレンジを楽しむメニューが増えています。皆さんもぜひお気に入りのアレンジコーヒーを見つけてみてはいかがでしょうか？ もちろん、使うコーヒーは香り高く美味しいものが大切です！

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2024年11月上旬号　No.527

“ 食べても楽しめるドライフルーツ入りコーヒー！　”

11月に入りました。この時期に台風が日本に接近するなど、今年は気候が例年と異なるようです。 とは言え、朝晩が冷え込むようになり、季節は確実に冬に向かっています。そんな季節は、温かいコーヒーが一段と美味しく感じされますね。

先月9日から12日にかけて東京ビッグサイトで開催された「SCAJ2024」では、フルーツなどに漬け込んで発酵させたコーヒーが注目を集めていたとそうです。

元々コーヒーは植物の実なので、フルーツとの相性も良さそうですね。特に人気だったのはストロベリーとバナナで、他にもリンゴやオレンジなど使ったものがあったとか。 いずれもコーヒーの焙煎は浅炒りがいいようです。

さてこのフルーツ発酵コーヒーとは違いますが、ドライフルーツを使ってコーヒーを楽しむ飲み方があります。 レーズンだけでもいいのですが、ラズベリーやクランベリー、イチジクなどが入ったミックスドライフルーツがおすすめです。

作り方は簡単。ミックスドライフルーツ大さじ１杯を温めたマグカップに入れます。コーヒーはアメリカンがおすすめです。 いつも通りにコーヒーを抽出した後、小鍋や電子レンジで80度程度に再加熱します。抽出直後のコーヒーは65度位に温度が下がっているので、ドライフルーツを柔らかくするために温度を上げます。

再加熱したコーヒーをマグカップに注ぎ、蓋をして３分ほど置いてから、フォークで軽くかき混ぜます。 ドライフルーツの甘みがコーヒーに溶け込んでいるのでの砂糖は不要です。ミルクを入れずに、フルーツの風味をそのまま楽しむのがポイントです。

コーヒーを飲み進めながらフォークでドライフルーツを食べると、いつもと違った楽しみ方ができるでしょう。 フルーツの甘さと香りが加わり、二度おいしいコーヒー体験が味わえます。 ぜひ、フルーツの香りと味を楽しみながら、いつもとは違うコーヒーの楽しみ方を試してください。