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長期、好評連載中メールマガジン「コーヒーの達人への道」のバックナンバーです。

コーヒーの達人への道  バックナンバー 2023年1月

2023年1月下旬号 No.484

“ 残った粒あんやきな粉をコーヒーに活用! ”

1月後半戦に入りました。お正月ムードもなくなり、いよいよ2023年が本格的にはじまります。今年はどのような年になりそうでしょうか?

さて、お正月におせちを食べないご家庭が増えているそうですが、まだお餅は食べられているようです。
お餅の食べ方としてお雑煮がメインですが、つきたてのお餅にあんこやきな粉をつけて食べてもおいしいですね。

お餅に使った、粒あんやきな粉が少し余っていませんか?
こんな時にはコーヒーに入れてみてください。

■粒あん
コーヒー1杯に対し、粒あんは「大さじ2」くらい。多いのではと思うかもしれませんが、コーヒーの味が濃いのでこれくらいがちょうど良いです。
粒あんはレンジなどでちょっと温めておくとコーヒーが冷めなくていいです。スプーンで良く溶かしてからお飲みください。
これにお餅を乗せて食べてもGOOD!です。お餅は1個を1/4位のサイズに小さくしたものを入れると食べやすいです。

■きな粉
カップにきな粉大さじ1、砂糖小さじ2を加え、よく混ぜておきます。砂糖は上白糖より三温糖や黒砂糖の方が、コクがでておすすめです。
そこにコーヒーを注ぎ入れよく混ぜます。コーヒーとはちょっと違った香ばしい飲み物になります。

粒あんもきな粉も、日本古来からの健康食品で最近また人気が復活しています。
ホイップクリームやバターをよりもずっと健康的なのではないかと思います。
もし粒あんやきな粉が残っていたら、是非トライしてみてください。

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2023年1月上旬号 No.483

“ コーヒーを飲みながらコーヒーの本を読む! ”

新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

なかなか終息しない新型コロナのまん延は、今年どのようになるのでしょうか?研究者によると、 日本での感染ピークは1月中旬〜2月にかけてと予想されており、しばらくはまだ用心して生活する必要があると思われます。

昨年は、FIWAワールドカップで日本代表のメンバーが健闘し強豪のスペイン、ドイツを破ってグループEを首位で突破したことが、 暗くなりがちだったコロナ禍の閉塞感を払ってくれたような気がします。
しかも、ベスト8の戦いも延長、PK戦にもつれ込むものもあり、最後の優勝決定戦アルゼンチンvsフランスは、 世界中の方々が観戦し十分に試合を楽しんだのではないでしょうか。

さて年末年始は旅行に行ったり、久しぶりに帰省して故郷の家族とのひと時を過ごすという方も多いと思います。
一方で人混みは嫌、家で静かにお正月休みを過ごしたいという方は、美味しいコーヒーを飲みながらコーヒーの本を読むのはいかがでしょうか?
全日本コーヒー協会が、コーヒーが物語の重要な鍵になる本を紹介しています。

1つめはノーベル文学賞を受賞されたカズオ・イシグロ著の「クララとお日さま」です。
主人公はなんとAI(人工知能)を搭載したロボットのクララ。コーヒーはこのロボットクララがやってきた家庭での色々なシーンで登場し、家族の複雑な関係を、コーヒーを通して明らかに表現する内容です。
「クララとお日さま」カズオ・イシグロ著 土屋政雄訳 早川書房

2つめは、「はじめての」という短編集に収録されている「私だけの所有者」島本理生著です。
こちらにもAIが登場します。アンドロイドである主人公がコーヒーを主人のために淹れてたり、家政婦よろしく雑事をこなしていく過程で心を通わせていくというお話です。
「はじめての」発行 水鈴社/発売 文芸春秋

色々な方のコーヒーについてのエッセイを集めて本にしたものもあります。
「こぽこぽ、珈琲」です。
「コーヒー革命」(湊かなえ)、「コーヒー哲学序説」(寺田寅彦)、「ラム入りコーヒーとおでん」(村上春樹)、「コーヒー談義」(野呂邦暢)、「一杯のコーヒーから」(向田邦子)など素敵なエッセイ31編が収録されています。
「こぽこぽ、珈琲」 おいしい文藝 河出書房新社

文字を書いたり読んだりするのは脳の活性化に必要です。 いつまでも脳の健康を維持するために美味しいコーヒーを飲みながら本を読んで充実した時間を過ごしましょう。
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