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コーヒーの達人への道  バックナンバー 2026年7月

2026年7月下旬号 No.568

“ コーヒーはやはり本物のコーヒーが一番では! ”

超大型の台風が先島諸島などを通過し、各地に大きな被害をもたらしました。近年の台風は大型化する傾向にあり、これまで経験したことのないような勢力になるケースも増えています。 今後も台風の発生が予想されますので、どうぞ十分な備えをなさってください。

連日放送されているサッカーワールドカップも終盤を迎え、ベスト4が出そろいました。どの国も接戦を勝ち抜いてきた強豪ばかりで、世界ランキング1位から4位のチームが残っているのはさすがといえます。 試合時間が日本の生活リズムと異なるため、夜中や明け方に観戦されている方も多いのではないでしょうか。日中に眠気を感じる際は、ぜひコーヒーでリフレッシュしてください。

さて、季節は本格的な夏を迎え、間もなく夏休みです。今年の夏は、例年以上に熱中症への注意が必要です。 コーヒー業界においても、スーパーエルニーニョの影響が懸念されており、先物価格は高騰。さらなる値上げを余儀なくされる状況となっています。

こうした中、大手メーカーではコーヒー豆に依存しない新たな飲料の開発が進んでいます。いわゆる「○○カフェ」といった名称で、コーヒー風味の飲料が販売される予定です。 例えば、トウモロコシ由来の食物繊維に10種類以上の香料を加えたコーヒー風味の飲料やコーヒー豆を使用しないラテなど、原料にコーヒー豆を使わない商品が次々と登場しています。 しかしながら、コーヒー本来の健康効果については、こうした代替品では補いきれない部分も多いのではないでしょうか。

先週「有働由美子の健康案内人」という番組で、コーヒーの健康効果に関する特集が1週間にわたり放送されました。
講師には北品川藤クリニックの石原藤樹先生を迎え、コーヒーのさまざまな効能について解説されていました。内容の一部は見逃し配信でも視聴可能です。

番組では、以下のテーマが取り上げられました。
・月曜日:コーヒー成分による肝機能改善
・火曜日:糖尿病予防
・水曜日:血管への働き
・木曜日:腸内環境を整える飲み方
・金曜日:生活の質向上につながるプロ直伝の飲み方

特に印象的だったのは、コーヒーの香りによるストレス緩和です。豆の種類によって効果が異なり、ブルーマウンテンやグアテマラは特に効果が高いと紹介されていました。 また、カフェインの覚醒作用を活用した「コーヒー昼寝」も有効とされています。方法は、コーヒーを5分以内に飲み、20分のタイマーをセットして椅子に座ったまま軽く眠るというもの。 タイマーが鳴ったらすぐに起きることで、すっきりとした目覚めが得られるそうです。

さらに、クロロゲン酸の美肌効果についても触れられていました。 砂糖を入れないと飲めない方には、同じ砂糖でもグラニュー糖や上白糖ではなく、ミネラルを含む黒糖がおすすめとのこと。ただし、あくまで少量にとどめることが大切です。

余談ですが、有働由美子さんのストレス解消法が「野菜の千切り」という点には、思わず笑ってしまいました。

代替コーヒーの話題が広がる中でも、コーヒー本来の成分には健康に寄与する要素が多く含まれています。やはり本物のコーヒーでなければ得られない価値があるのではないでしょうか。 これからも、美味しい本物のコーヒーを楽しみながら、健康に過ごしていきたいものです。

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2026年7月上旬号 No.567

“ 水出しコーヒーバッグでコーヒー牛乳 ”

先週は、台風が2つ同時に日本列島に接近し、各地に被害をもたらしました。さらに各地で大きな地震も発生し、どこか落ち着かない日々が続いています。

世界に目を向けると、アメリカとイランの対立によるホルムズ海峡の問題や、イスラエルとイランを背景としたヒズボラとの衝突など、ロシアとウクライナ以外にも多くの緊張状態が続いています。

その一方で、アメリカでは4年に一度のサッカーワールドカップが開催され、多くのサポーターが巨大なスタジアムを埋め尽くしています。高額なチケットにもかかわらず、多くの人々が熱狂的に応援しています。 また、アメリカ大リーグのオールスター戦も、日本時間7月15日(水)にフィラデルフィアのシチズンズ・バンク・パークで開催される予定です。

平和なのか、それともそうではないのか――。 先月24日には、ベネズエラでマグニチュード7.2と7.5の地震が立て続けに発生し、多くの方が犠牲になったと報じられています。 さまざまな出来事が同時に起こるのが、この地球の現実なのかもしれません。だからこそ、世界中の人々が戦争や災害のない穏やかな日々を過ごせることを願わずにはいられません。

さて、話題を少し変えてコーヒーのお話です。

オックスフォード大学のチャールズ・スペンス教授らが、2024年4月から2025年2月にかけて、イギリスを含む約3,000人を対象に行った調査によると、 「水曜日に飲むコーヒーは特に美味しく感じられる」という結果が出たそうです。

水曜日は、週末へのカウントダウンが始まる日。人はこのタイミングで前向きな気持ちになりやすく、それがコーヒーの味わいにも影響していると考えられています。

また、コーヒーを味わうのに最適な時間帯は午前中であり、最も楽しめる季節は春であることも明らかになりました。 春は気候が穏やかで、これからの1年に希望を抱きやすい時期。一方で秋は、冬の訪れを感じ始めることで気分が沈みやすく、コーヒーの楽しさもやや薄れてしまう傾向があるようです。

さらに興味深いのは、コーヒーの楽しみ方に関する結果です。 一人で慌ただしく飲むよりも、友人や家族と座ってゆったりと味わうほうが、より美味しく感じられることが分かりました。

また、蓋のないカップが好まれる傾向から、香りがコーヒーの満足度に大きく影響していることも示されています。 こうした結果を見ると、立ち飲みや移動しながらの飲食は、コーヒー本来の魅力を十分に引き出せていないのかもしれません。

昔から日本では「立ったまま食事をするのは行儀が悪い」と言われてきましたが、経験的に“美味しさ”の本質を理解していたとも考えられます。

やはりコーヒーは、座り心地のよい椅子に腰掛け、気の置けない人とともに、ゆったりとした時間の中で味わうのが一番です。

そして、そのひとときをより豊かにするためには、やはりコーヒーそのものの品質も欠かせません。 せっかく丁寧に味わうのであれば、ぜひワンランク上の一杯を楽しんでいただきたいものです。

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