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長期、好評連載中メールマガジン「コーヒーの達人への道」のバックナンバーです。

コーヒーの達人への道  バックナンバー 2020年1月

2020年 1月下旬号 No.412

“ コーヒーを飲みながら今年の計画を! ”

 2020年も早半月が過ぎましたが、新年早々にアメリカとイラクの間に色々と面倒なことがあったり、国内でもIR関連で国会議員に問題が浮上したりと今年は平穏な年になるのかな?と心配です。
それにこちらではまだ雪も降っていないし。
このまま春になってしまうのではないかと心配です。
雪が降らないと春からの雪解けの水を期待できなくなり、水不足になる可能性もありますよね。

やはり、地球温暖化のせいでしょうか。
コーヒー関連でも、喫茶店でのプラスチックストローを他の材質の物に変えるなど脱プラスチックの動きが進んでいます。
とはいっても、カップの蓋とかポーションミルクの容器とか、スプーンなどもプラスチックの物が多く、ストローだけではまだまだ脱プラスチックには遠いように思います。スプーンも木製のものが増えていますね。

コーヒーもマイカップ持参で購入したりすればいいのかもしれませんがコンビニではそんなわけにもいかないのでしょうね。
コンビニでのレギュラーコーヒーの販売が脱プラスチックに逆行しているのかもしれません。

また、レジ袋も全国で有料になる予定だそうですから、お買い物にはマイバッグが必需品になりますね。

ともかくも、環境に優しい生活を目指したいですね。
そんな中でIBMとスイスのFarmer Connect社がブロックチェーンによる食品トレーサビリティが確認出来るモバイルアプリ「Thank My Farmer」を発表したそうです。
このアプリは自分が飲んでいるコーヒーの品質と生産過程を知ることが可能になり、またそのコーヒー豆を栽培する農家を支援することも出来るようになったとのことです。

「Thank My Farmer」はコーヒーの生産、流通、販売でトレーサビリティを実現するFarmer Connect社が開発するファーマーコネクトのエンドユーザー向けのアプリでIBMとアメリカのWalmartが開発した食品追跡システム「フードトラスト」に基づいて設計開発されたもので、今年年初から北米、欧州向けにサービスを開始し、順次提供する対象店舗や地域を広げるとのことです。

今後は日本でも購入したコーヒー豆の産地での栽培状況や流通の経路などをスマホで追跡出来るようになるかもしれません。

とはいっても、世界的な商品であるコーヒー豆だからこそこのようなことが出来、またその必要を感じている人々がいるということで、改めて、コーヒー豆が世界の経済に及ぼしている影響の大きさを実感する出来事だと思います。

美味しいコーヒーを飲みながら半月ほどたった今年の計画や予定などをこの計画でいいのか、もう一度見直してみるのもいいかもしません。

2020年 1月上旬号 No.411

“ 今年もおいしいコーヒーを飲んで元気に! ”

 新年あけましておめでとうございます。
本年も「コーヒーの達人への道」をよろしくお願いいたします。
昨年からあまり冬らしくない冬でこれも地球温暖化のせいでしょうか。
昨年末に台風が発生したりしていますね。

前回お話ししたようにコーヒーを生産する地域でも色々と気候の変化があり、栽培が難しくなってきているようです。

これからはロブスタ種の生産が多くなるのかもしれませんね。
ベトナムでは大変な勢いでコーヒーの生産量が増えていますから。
昔、ベトナムコーヒーと言って特殊なアルミのカップとコンデンスミルクを使って抽出するコーヒーが流行したことがありました。

この飲み方ではスペシャルティーコーヒーのようなブラックでそのコーヒー本来の美味しさを楽しむという形ではなく、苦くて余り香りのないコーヒーをミルクと砂糖で飲むという感じになると思います。

これはこれでスイーツ感覚で美味しく頂けると思いますが、最近はこれにヨーグルトを追加した飲み物が流行っているようです。

腸内の環境を整えるといわれているヨーグルト。
先日読んだ雑誌では免疫機能を高めるための最強の組み合わせは「ヨーグルトとバナナ」とのことでした。

カップ1杯のヨーグルトに1本分のバナナを輪切りにして混ぜて毎朝食べると効果的とか。
ただし、毎日食べ続けないと十分な効果が望めないとか。

そんなヨーグルトとコーヒーの組み合わせもとても飲みやすくて美味しいそうです。

コンデンスミルク40gとヨーグルト100gをよく混ぜてその上からアイスコーヒーなどの苦みのある濃いめの冷やした コーヒーをヨーグルトと同量程度注ぎよく混ぜます。
氷を入れたグラスにこのヨーグルトコーヒーを注ぎます。

ベトナムだけにこれは夏用の飲み物ですね。
使うヨーグルトは酸味が少なく粘り気の強いものがお勧めとか。
ということは「カスピ海ヨーグルト」がぴったりかも。

お正月はついつい何時もより美味しいものを食べたり飲んだりする機会が多くなります。
胃腸も疲れ気味。
そんな時にはすっきりしたスペシャルティコーヒーを飲んで気分をリフレッシュしましょう。

コーヒーを飲むと胃腸の調子が悪くなるなんて言うのは昔の話。
それはたっぷりの砂糖のせいということはよくご存じですね。
昔はコーヒーについてくるグラニュー糖も20gとか10gというのがありましたし、砂糖壺の砂糖を何杯入れますか?
などとお尋ねすることもありました。
ティースプーンに山盛り3杯なんていうのも普通でした。

最近では余り砂糖は使わずにコーヒー本来の美味しさを味わう方が増えています。

今年は是非ちょっとレベルアップして美味しいコーヒーをじっくり味わう年にしませんか?
そして、美味しいコーヒーで仕事も勉強も能率アップしましょう!