HOME >> コーヒーの達人への道

長期、好評連載中メールマガジン「コーヒーの達人への道」のバックナンバーです。

コーヒーの達人への道  バックナンバー 2011年 4月

   

2011年 4月下旬号  No.202

   “コーヒーのアレンジメニュー ふんわりハニーカフェ”

1か月以上たった今も東日本大震災の被災地での復興もなかなか進まずそれに加えて福島第1原発の今後の見通しもはっきりしない現在です。
関東地方での予想される計画停電など心配事も多く、なかなか落ち着きが得られません。 どなたも一日も早く今後のことを安心で考えられたらと思っている事と存じます。

コーヒーを飲むひと時くらいは少し心を静めて頂ければと願っています。
今回は久しぶりにコーヒーのアレンジメニューをお届けします。 この時期は朝晩が冷えても昼間は夏のような半袖でもいいくらいの暑さになったりしますが、やはり健康のためにはおなかに優しい暖かな飲み物がいいですね。
フーフーと息をかけて冷ますほど熱くない、ふんわりとした優しい温かなコーヒーです。

ふんわりハニーカフェ (1人分)
・深煎りの濃いめのコーヒー  80ml
・牛乳               60ml
・はちみつ          大1〜2(お好みで)
・透明の寸胴のグラス(上下が同じ直径のものがお勧めです。)

1.グラスにはちみつを入れます。
2.牛乳は口の大きな耐熱の容器に入れ、電子レンジで50秒〜60秒
3.2をクリーマーか泡だて器で細かい泡に泡立てます。
4.3の上部の泡だけをスプーンですくってグラスに入れます。
5.残った牛乳をグラスの淵にあてがったスプーンに一度落としてから静かにグラスに注ぎいれます。
6.次にコーヒーも同じようにしてグラスに注ぎいれます。
するとあら不思議!  4層に分かれたコーヒードリンクが出来上がります。是非お試しください!

はちみつはレンゲのはちみつなどくせのない物を使いましょう。コーヒーは焙煎の深い物を少し濃いめに抽出して使います。浅煎りや普通の濃さではミルクとはちみつとのバランスがうまくとれません。

また、この時期に合う飲み物としてはコーヒーと紅茶のコラボです。

コーヒーアンドティー (1人分)
・深煎りのコーヒー  100ml
・ミルクティー      100ml

1.ミルクティーは紅茶3gと100mlの牛乳を鍋に入れて2〜3分温めて色が出たら濾します。
2.コーヒーとミルクティーをそれぞれ片方の手に持ち、カップの上で両方を合わせながら注ぎます。
(一人分では作りにくいので3〜4人分で作るとよいでしょう。)

上記のアレンジ合ったコーヒーメールのコーヒーはボストンブレンドやウィンナーブレンドがお勧めです。 003.jpg(3998 byte) ←「ふんわりハニーカフェ」   

2011年 4月上旬号  No.201

“コーヒーを楽しむ日が一日も早く来ることを祈っています”

何時終息するとも知れない福島第一原発の事故のことが気になって日本中の人々が落ち着かない毎日を過ごしていることと思います。
ほとんどのメールマガジンは発行を自粛しているようですね。 災害時はメールマガジンどころではなく、今日の生活をどうしよう明日からの生活はどうなるのだろうという心配が先に立ち大変な毎日なのですから当然のことでしょう。
本来なら、新入学や新しい社会人としてのスタートとなる晴れやかな4月上旬のはずなのですが、連日の放射能の報道に気が気ではありません。 でも、世界中の人々が日本の災害について心を痛め、援助の手を差し伸べてくれているという事は本当に心強いことです。
まだまだコーヒーを飲んでリラックスするという状態ではないと思いますが、避難所での運動不足による糖尿病の悪化や心筋梗塞脳梗塞のリスクを下げるためにコーヒーを飲むことは有効です。
コーヒーに含まれるカフェインには脂肪分解を促す効果があります。また、自律神経の交感神経を刺激して血圧や脈拍を高め、エネルギー消費を高める働きがありますし、善玉コレステロールを増やす働きもあります。
このような場所で飲むコーヒーはコーヒーバッグやインスタントコーヒーが便利です。インスタントコーヒーはお湯を注ぐだけでよく、他にごみを出しません。

コーヒーバッグは本格的なレギュラーコーヒーでありながらドリッパーもポットやペーパーもいりません。同じようにお湯を注ぐだけですが、コーヒーの出しガラが残ります。でもこの出しガラはトイレで再利用できます。
このような場所では水は貴重ですから水洗のトイレは難しいですね。そんな時にコーヒーの出しガラは嫌な臭いを吸収して、コーヒーの良い香りでマスキングしてくれます。 もしコーヒーを飲む機会があ有りましたら捨てずに再利用してみてください。
まだまだ復興には時間がかかると思いますが、一日も早く復興が進み、被災された方々がいつもの生活に戻れる日が来ることを心よりお祈り申し上げます。