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コーヒーの達人への道  バックナンバー 2010年11月

2010年11月下旬号  No.192

    “SAFRA NOVA”到着

平地でも美しく色づいた木々を見かけるようになりました。 このところの小春日和の穏やかな日で紅葉狩りを楽しんだ方も多いかと存じます。
そして、18日にはボジョレーヌーボが解禁となります。 今年の新ワインを楽しみにしている方も多いでしょうね。

この時期はフランスのワインに限らず、この秋に収穫された作物を楽しむ時期でもあります。 イタリアなどでも今年の新しいワインが販売されたり、しぼりたてのグリーンの色も鮮やかな新オリーブ油や香り高いボルチーニなども”NOVELLO”(新物)として市場に登場しますし、日本でも新酒の販売がニュースで取り上げられるなど食いしん坊さんにはたまらない季節ですね。

さて、コーヒーはと言いますとやはり新物(ニュークロップ)が出回り始めます。 “SAFURANOVA”の販売が始まります。
ブラジルのコーヒーは通常4月〜7月に収穫され、船積みは9月頃からです。 この年収穫したばかりのコーヒーをポルトガル語で“SAFRA NOVA”(ニュークロップ)と言います。
近年世界のコーヒー消費人口が増加する中でより美味しいコーヒーを飲みたいという希望によりスペシャルティコーヒーに関心が集まっています。 生産量世界一のブラジルでも量と質の両方の要望に応えるべく研究を続けています。その成果か現れ大変品質の高い、コーヒーが生産されてきています。

今回お届けする“SAFRA NOVA”はブラジルのアルタモジアナ州のもので、ここはブラジル国内でも高品質なコーヒーを生産するとこで有名な地域です。
この今年の初摘みのコーヒーを皆様に是非味わっていただきたく“SAFRA NOVA”の販売します。
第1印象は赤ちゃんのやわ肌のようなフワァーとした柔らかな優しい香りがあり、若々しい爽やかな酸味、乙女のようなほのかな甘味が特徴のコーヒーです。

この時期にしか味わう事の出来ない旬摘みならではのすばらしい味と香りを是非お楽しみいただきたく存じます。

2010年11月上旬号  No.191

早起きはコーヒーで三文の徳

秋の夜長を楽しむ間もないほどに急に寒くなってきましたね。 朝布団から出るのがつらくなってきていませんか? どうしても寒くなると早起きがつらくなります。
でも、こんな時は「エイッ!」と気合を入れて朝活をしている人いますよね。 そんな人は必ず後で他の人と差がつきます。 早朝を有効に利用して、散歩したり、勉強をしたり、趣味の時間に当てている人、そして早朝のミーティングがある会社もありますね。

人間の脳は太陽の光を浴びると目覚める仕組みになっているそうです。でも起きてすぐはまだ頭の働きが今一歩ですよね。
そこで、コーヒーが活躍します。コーヒーに含まれるカフェインは覚醒作用があり、目覚ましにはぴったりです。でも飲んですぐに効果が表れるというわけではなく、体内に吸収されて効果が出てくるのには20分ほどかかるそうです。
早朝の仕事の前に新聞などを読みながらコーヒーを飲んで脳の状態を整えましょう。
でもまだ脳がボーッとしている状態でキッチンに立ちたくないという人もいますね。 もしあなたが会社員や学生で通勤や通学の必要のある人ならば喫茶店のモーニングサービスを利用するのも一つの手です。 喫茶店は多くの店でモーニングサービスをしています。
ちょっとした食べ物が知れてくることもあります。 特に愛知県はそのモーニングサービスの充実度合いで有名ですが、他の地域でもモーニングセットなどという名前で割安な価格で朝食を提供していますよね。
毎日でなくても週に何度か必要に応じて喫茶店のモーニングサービスを利用しては如何でしょう。 コーヒーはプロが淹れてくれるのできっと美味しいはずですし、しかも朝早くなので抽出したての美味しいコーヒーを飲むことが出来るはずです。
朝一番の美味しいコーヒーで脳を活性化して仕事に勉強に他の人と差をつけるチャンスですよ。

この時ちょっとしたことですが、コーヒーには是非砂糖を入れて下さい。コーヒーはブラックに限るという人も多いと思いますが、脳にとっての唯一の力の元はブドウ糖です。脳に活力を与え仕事がはかどるよにするためには朝の目覚めの一杯のコーヒーには砂糖も大きな働きをします。
この時期はまだ寒さも本格的になる前。差をつける絶好の時期です。コーヒーを飲んで朝活を有効にしましょうね。