長期、好評連載中メールマガジン「コーヒーの達人への道」のバックナンバーです。
コーヒーの達人への道 バックナンバー 2018年6月
2018年6月下旬号 No.374
“ 梅雨時はホットの方が体にGOOD! ”6月の半ばに入り、どこも梅雨入りしたようです。
ムシムシした嫌な気候なので、気分もすっきりしません。
梅雨に入ると晴れの日が少なくなり、雨や曇りの日が多くなり日光不足になります。日光を浴びることで体内でつくられるビタミンDも不足がちになり、うつの状態になりやすくなります。
先日の新聞にイギリス(ロンドン)に赴任された方が、春に赴任するのと秋に赴任するのとではイギリスに対する思いが全く違ってしまうと書いていました。
春に赴任すると、だんだんと暖かくなり、太陽の出ている時間も日々長くなり、過ごしやすい快適な時間から生活が始まるのに比べ、秋から赴任すると暗くて寒く雨も多く、ほとんど太陽が顔を出さない陰鬱な日々を毎日過ごさなければならない。春が来てもその鬱から解放されず、また、あの嫌な冬が来るのかと思うと年間を通して心が晴れない状態が続くとのことでした。
春からスタートした方は冬の暗い時期も春になればまた素晴らしい気候がやってくると思うことが出来、冬を乗り切れるのだそうです。
夏目漱石がロンドンに行って鬱になったことは知られていますが、彼は秋からロンドン生活をスタートさせていました。
筆者は漱石が鬱になったのは秋にロンドンに行ったことが原因ではないかと書いています。
このように太陽の光が少なく、湿度の高い状態は人の心にもよくない状態を作り出しているようです。
このなんとなくすっきりしない事の原因は自律神経のせいかもしれません。
気圧の変化に対応するために、自律神経がいつも以上に働いたり、寒いのか暑いのかはっきりしないというか、朝晩の気温の大きな変化に体温を調整することなど、自律神経がフル活動して負担がかかっているからかもしれません。
また、梅雨時は湿度が高く、自分自身の体温調節のための発汗もうまく機能しないことが原因で、水が体内にたまった状態でむくみの原因だったりします。
このような時には利尿作用のあるものを食べるといいのだそうです。
利尿作用をうながすにはカリウムが多く含まれている食品を摂取することが良いとのこと。
きゅうり、スイカ、桃などの果物ですが、これらの食品は体を冷やす作用も持ち合わせているので、摂りすぎには要注意です。
このようなときにはホットコーヒーは梅雨時の強い味方です。
アイスコーヒーと違って冷たくて体を冷やすこともなく、利尿作用を持っていますから、体を温めて発汗を促し利尿にも効果ありです。
梅雨の時期こそ美味しいホットコーヒーを飲んで、気分を爽快にしましょう!!
2018年6月上旬号 No.373
“ この夏のアイスコーヒー ”6月に入って衣替えの季節ですね。最近は5月であっても夏日を記録するような暑い日があり、どこも早めの衣替えになっているようです。
とはいうものの、たまに4月のような涼しいを通り越して、ちょっと寒いと感じるような日もあり、この時期は着るものに悩みますね。
コーヒーも昨日はアイスコーヒーだったのに、今日はホットだったりして両方を用意しておきたいところです。
でも、世間はもう夏支度。コーヒーゼリーの話題がいっぱいです。
各社この夏用に新製品のアイスコーヒーや、コーヒーゼリーが登場しています。
コーヒーの品質にこだわったものや、ミルク、ホイップクリームをグレードアップしたものなど様々です。
そして、黒ビールのような外観の泡アイスコーヒーを作る機器も登場し、注目されています。
某ビールメーカーより細かな泡立ちを作る缶ビール専用の泡立て機器が出ていますが、これのアイスコーヒー版でしょうか。
こちらは専用のボトルに入ったその会社のアイスコーヒーにセットして使うようですが、細かな泡は口当たりがよくアイスコーヒーの香りも感じられるとのこと。泡コーヒーをこの機器で作るには本体をセットすることも含めちょっとコツが必要だそうですが慣れれば大丈夫とのことです。
ただし他の会社のボトルにはセットできないので、その会社の商品を使ってくださいとのことだそうです。
これで、他の飲料も泡立ちドリンクが出来ないかとウーロン茶などで試してみたそうですが、泡は立たなかったそうです。
またアイスコーヒーはしっかり冷えていなければならないそうで室温に置いてあったものはNGとのこと。
また、使用の都度細かな部品を解体して洗浄しなくてはならず、それがまたかなり面倒で、しかも元の形にセットしづらいというお話でした。
これなら、ホイップドミルクをアイスコーヒーに注いだ方が簡単で美味しいかもしれませんね。
そして今注目されているのはフルーツを使ったコーヒーで、コーヒーゼリーとイチゴやパイナップル、マンゴー、リンゴなどの生のフルーツを盛り合わせたものです。
簡単に言えばフルーツパフェにコーヒーゼリーが加わったものですが見た目の華やかさと盛り付けのデザインが良く、はやりのインスタ映えがするので、女性に人気のようです。
また、フルーツババロアにアイスコーヒーを加えたものもあり、これも目を楽しませてくれる品のようです。
家庭で沢山の種類のフルーツをそろえるのは大変ですし、また見た目良く盛り付けるというのもコツがいって難しいかもしれません。
手軽にフルーツコーヒーを味わうのであればカフェバッグのフルーツコーヒーがあります。
パイナップルなどの香りとコーヒーを同時に楽しむことが出来ます。
カフェバッグですからお湯を注ぐだけ。手軽で美味しくフルーツコーヒーを楽しむことが出来ます。
フルーツとコーヒー。コーヒーの種類や焙煎の度合いなど最適な組み合わせは色々と考えられそうですね。
アイスコーヒーを飲むときにフルーツを入れてみては如何でしょうか。
案外おいしい発見があるかもしれません。