長期、好評連載中メールマガジン「コーヒーの達人への道」のバックナンバーです。
コーヒーの達人への道 バックナンバー 2024年4月
2024年4月下旬号 No.514
“ そろそろアイスコーヒーも出番ですね ”桜前線が北上中です。関東以南では既に満開になりつつあるようです。先日見たNHKで、富山県のチューリップ、菜の花、桜そして立山連峰の雪をかぶった景色が人気であると放送されていました。 番組の中で海外からの旅行者が「オランダはチューリップだけだけれど、桜や菜の花があるのでより素敵」とコメントしたいたことが印象的でした。
先月浜松フラワーパークの塚本こなみ園長さんのお話を伺った際も、桜だけでは景色として物足らない。 下に菜の花とか他の植物があってこそ調和のとれた風景になるとおっしゃっておられましたが、日本ではこの時期様々な花が咲き始め日本の素晴らしい風景を作っていきますね。
岸田総理が国賓としてアメリカを訪問した時に、お土産として地震で被災した輪島市の名産品である輪島塗のコーヒーカップと万年筆をお渡ししたと報道がありました。 コーヒーカップは美しいブルーで、金色の名前もおしゃれで上品なものでした。このカップで美味しいコーヒーを召し上がっていただけるといいですね。
さて気温が高くなってくるとアイスコーヒーの出番です。少し暑くなると冷たい物が欲しくなります。そろそろアイスコーヒーの準備をしませんか。 水出しコーヒーなら冷蔵庫に入れておけば、翌日には美味しいすっきり味のアイスコーヒーが楽しめます。今の時期はホットもアイスも両方用意しておくと便利です。
コーヒーも最近は地球の暮らしや環境に配慮したものが注目されて来ています。 コーヒーメールを運営するシーシーエスコーヒーも第１４回世界フェアトレード・デー・なごやに出店します。
名古屋のヒサヤオオドオリパーク シバフヒロバでゴールデンウィークの５月４日（土）１０：００〜１８：００ですのでお近くにおいでの際はぜひのぞいてみて下さい。
グアテマラ産のフェアトレードコーヒーを中心に販売します。毎年人気の飲み比べもありますのでお楽しみに。
先日、コーヒーを１日に３〜５杯飲むと大腸がんの患者の将来の再発リスクが下がるとの報告がありました。 早期死亡のリスクも低減できるという報告もあります。オランダのワーゲニンゲン大学のアゾビラ・Mオイエレレ氏の報告です。 すでに大腸がんを患った方でもコーヒーを飲むことによって再発のリスクが軽減されるとの報告は嬉しいですね。
コーヒーはこのように素晴らしい効果が沢山ある飲み物です。そして健康に良い飲み物ばかりでなくその場を和ませたり、ゆったり出来たりする場所を提供する手段でもあります。
お気に入りのコーヒーを見つけて健康的で穏やかな生活を目指して下さいね。
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2024年4月上旬号 No.513
“ 毎日飲むコーヒーのカフェイン量は？ ”桜の開花情報も届き始めました。みなさん待ちに待った春です。 大相撲では110年ぶりに、新入幕の尊富士の優勝と髷の結えない大の里の活躍で盛り上がりました。 みなさまの周りにも、この４月から新しい道を歩み始める方がいらっしゃると思います。
さて、いろいろなシーンで飲み物を購入することがあると思いますが、コーヒーに含まれているカフェインはどのくらいなのでしょうか。
LIFE HACKERの記事によると、1日に摂取してもよいカフェインの量は健康な成人で400mgだそうです。 この量は、コーヒーで言うとマグカップ約３杯分。一般に推奨される量としては、マグカップ２杯なのだそうです。
ただ、厳密に言うとコーヒーの抽出方法や焙煎度合いなどによって、ばらつきがありそうです。深煎りのコーヒー豆だとカフェインが多そうに感じられるかもしれませんがそうでもありません。
実際に飲み物に含まれるカフェイン量をCaffeine Informerというサイトで知ることができます。 例えば、薄いコーヒー１カップあたりのカフェインは65mgです。スターバックスのグランデサイズでは310mgのカフェインが含まれています。となるとこれ１杯でほぼ１日の量に相当します。
なお、エスプレッソはかなり濃いのでカフェインが多いように感じますが、量も少ないので77mgです。喫茶店の普通サイズの１カップでは124mg位なので２〜３杯が適量となります。
このほか、緑茶や炭酸飲料、チョコレート、エナジードリンクなどにもカフェインは含まれています。 よく飲まれているペットボトルの緑茶は600mlあたり60mg~120mgだそうです。炭酸飲料のコーラなどはこの半分くらい。 エナジードリンクはそれぞれ容量がバラバラですので一概には言えませんが1瓶あたり19mg~160mgのカフェインが含まれています。
チョコレートも案外多く含まれていてダークチョコ100gあたり43mg、ミルクチョコ100gあたり20mgと言ったところです。
カフェインというとコーヒーだけに入っているような気になりますが実際には他の飲料や食べ物にも含まれています。 カフェインにはさまざまな働きがあり、適度な摂取でより快適な生活をすることができますが、過剰な摂取は控えたほうが良いでしょう。
普段の生活でほっとするひと時を得るために飲むコーヒーはそんなにカフェイン量を気にしなくても大丈夫です。
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