長期、好評連載中メールマガジン「コーヒーの達人への道」のバックナンバーです。
コーヒーの達人への道 バックナンバー 2023年8月
2023年8月下旬号 No.498
“ 朝のスタートはコーヒーから！ ”夏休みも後半戦に入りました。毎日、暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか？ こんなに暑いとアイスコーヒーが美味しいですね！
さて、カフェインだけではなく“コーヒーを飲む”という行為自体に、目覚ましの効果があるのではという研究結果（神経科学の学術誌）が発表されました。
また、研究では“コーヒーを飲んだ人”と“カフェインを摂取した人”とを比較し、コーヒーを飲んだ人の方が注意力のレベルが高かったという考察もしています。 研究記事によると、コーヒーを飲んだ人は「目に見えるものを処理する高次視覚ネットワークと問題解決の助けとなる右実行制御ネットワークのつながりが増し、 より行動の準備が整い外部からの刺激に対して注意深くなる」ということです。
そのことから、コーヒーを飲むと注意力が増すのは、カフェインの効果だけではなく、「豆を挽いて淹れる一連の流れ」や「コーヒーショップに足を運んで社会的な交流や期待する」 といった因子が合わさることで、覚醒状態を作り出すのではないかと推察しています。
また、「コーヒーを飲む＝目覚めが良くなる」という効果については、“思い込み”も強く影響しているのではという考察もしています。 朝のコーヒーの目覚めの効果は、実は“プラセボ効果？”という示唆をしているのです。
もちろん、カフェインだけを摂取するより、コーヒーそのものを飲んだ方が目覚めの効果が高く、コーヒーの中にはカフェイン以外の物も含まれているので、 それらの因子との複合効果でより覚醒が高まるのではないかとのことでした。
コーヒーを飲むという行為それだけでも覚醒効果が得られるというのは、コーヒーを飲んで朝の目覚めをしようという行為が定着していて、 脳がコーヒーを飲んだので目が醒める、行動が注意深くなると感じるという事は、とても興味深く、素晴らしいことです。
あなたは朝目覚めのコーヒーを飲んでいますか？
今は早朝でも既に暑いので、アイスコーヒーを１杯飲んでから仕事や勉強、趣味などに取り掛かると良いのでは。 夏でもホットコーヒーという方もいらっしゃいますが、アイスでもホットでもコーヒーを飲んで今日のスタートを元気よく始めましょう！
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2023年8月上旬号 No.497
“ 気分転換はやはりコーヒーで！ ”全国で梅雨明けとなりました。そのとたん、半端ない猛暑！
気温が39度を越える日もあって、これは体温よりもかなり高い。プールサイドの地表近くでは50度以上になっているとか。 この暑さは日本だけでなく、世界中で起こっており、普段冷房を使わないヨーロッパも大変な猛暑のようです。
新型コロナが５類に移行され、各地では夏祭りが以前のように行われるようになりました。 花火大会も復活し、久しぶりの楽しい夏を過ごしている方も多いと思います。
コロナ禍では外出も制限され、家の中に閉じこもって体力が衰えてしまった方もいるでしょう。 そんな中、一般社団法人リカバリー協会と一株式会社ベネクスが共同で実施した健康及び生活状況に関するインターネット調査「ココロの体力測定」の結果を発表しました。 調査の中で、「休養・抗疲労（疲労解消）行動」について、今回2023年と2021年を比較した結果がありました。
実施率の上位を見ると、１位が「寝る」45.9%、２位が「入浴する」43.9%、３位が「コーヒーを飲む」36.0%、４位が「テレビを見る」34.4％、5位が「YouTubeなどの無料動画を見る」30.2%です。
今回３位となった「コーヒーを飲む」は2021年の５位からランクアップし、上昇率は1.13倍です。 また「チョコレートを食べる」が9位から6位と順位を上げました。
この調査結果からも分かるように「コーヒーを飲む」という行動は気分転換に多くの方に取り入れられている方法であり、手軽な方法という事でした。
気温がこのように高くなってきているので、アイスコーヒーも美味しく感じられますね。 お家でかき氷をされる方はコーヒーリキッドとコンデンスミルクをミックスしてかき氷にかけてみて下さい。かき氷カフェラテが出来ます。
ともかくもこの暑さは適切に冷房を使って、水分をとり、健康で乗り切って頂ければと願っています。コーヒーを飲んだらお水も必ず飲んでくださいね！
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