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長期、好評連載中メールマガジン「コーヒーの達人への道」のバックナンバーです。

コーヒーの達人への道  バックナンバー 2023年7月

2023年7月下旬号 No.496

“ 1杯出しのコーヒーバッグ用スタンド ”

日本各地で度重なる線状降水帯による大雨で、大変な被害が出ています。 災害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早く以前の生活に戻れますようお祈りします。

おそらくもうすぐ梅雨が明け、夏休みに入りますね。新型コロナが5類に変更され、この夏は国内だけでなく海外旅行も復活してきているようです。

最近は宿泊費を節約するために、効率的に移動する手段として、キャンピングカーが人気だそうです。器用な方は軽自動車を改造してキャンピングカーにしてしまう方もいるようです。
行った先でテントを張ってキャンプというのも楽しそうです。夏ならではの楽しみですね。スポーツ用品店でも、アウトドア専用の商品を取り揃えています。

キャンプ先でのコーヒーも、ちゃんとしたレギュラーコーヒーを飲みたいという方に、以前はパーコレータが主流でした。アメリカ映画などで、焚火でコーヒーを沸かして飲むシーンがありましたね。
今は1杯出しのコーヒーバッグがレギュラーコーヒー党のマストアイテムになっています。荷物を軽くするには、コーヒーバッグが一番です。

今回は、このコーヒーバッグをより美味しく飲むためのグッズを紹介します。
コーヒーバッグは手軽で美味しいのですが、構造上どうしてもコーヒーの入った袋の部分がカップの中のお湯の中に浸る状態になります。そうなると、コーヒーの雑味が溶けだし、クリアーな感じではなくなります。

そんな悩みを解決したのが、コーヒーバッグスタンドです。カップの上にセットして、コーヒーバッグを載せ、それからお湯を注ぐようになっています。 カップの上にコーヒーバッグがあるので、抽出されたコーヒーにバッグが浸る心配はありません。

という事でよりクリアーな味のコーヒーを楽しむことのできる優れものです。しかも、平たく折り畳め場所も取らず、収納も楽です。 100均の商品として「ドリップバッグ スタンド」という名称で売られています。

このドリップバッグスタンドを利用すると、急冷式のアイスコーヒーも作れるというところ、カップに氷をしっかり詰めてコーヒーをドリップできます。
アウトドアでも便利ですが、ご自宅で1杯出しを楽しみたい方にピッタリです。是非お試しください。

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2023年7月上旬号 No.495

“ 1杯出しのアイスコーヒー ”

7月に入りました。梅雨明けを間近に控え、今年もいよいよアイスコーヒーの季節がやって来ました。

「コールドブリュー」とも呼ばれる水出しコーヒーが流行っている一方で、ホットと同じようにコーヒーを抽出し急冷してアイスコーヒーを作る急冷式も再び着目されているようです。 コロナでのおうち時間の増加により、コーヒーもひと手間かけて楽しみたい方が増えているのでしょう。

急冷式とは、アイスコーヒー用の深煎りのコーヒーを、ホットと同じように熱いお湯で抽出し、氷で急冷する方法です。 あらかじめサーバーに相当量の氷を入れておいて、ドリッパーから抽出される熱いコーヒー液を一気に冷やします。急冷式は、香り高く、しっかりした味わいのアイスコーヒーができあがります。

一般的には、ホット用とアイス用ではコーヒー豆の焙煎度合いが違います。 ただ、最近は、スペシャリティーコーヒーの風味特性を楽しむために、通常のアイス用よりは浅めの焙煎度のコーヒーでアイスコーヒーを抽出し、酸味特性などを楽しむ方も多くなりました。
個人の好みに応じてアイスコーヒーを抽出してみるのもいいかもしれません。また、アイスコーヒーのアレンジとして炭酸やトニックウォーターを加えたもの、フルーツやスパイスを加えたものもあります。

一つの提案として、コーヒーを抽出するときにミント(フレッシュがオススメです)を大さじ1杯(ドライなら小さじ1杯)コーヒーの粉の上に乗せて抽出してみて下さい。
コーヒーの香りや味は損ねることなく、飲んだ後に清涼感が口の中に広がります。ペパーミントや和ハッカは香りがあまり強くなく、清涼感が際立つメントールをたくさん含んでいるので、脂っこい食べ物を食べた後にウーロン茶を飲む感覚でミントコーヒーを飲むと口の中がさっぱりします。
もちろん2倍に濃く抽出してアイスにすればより清涼感が感じられます。一度お試しください。

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