長期、好評連載中メールマガジン「コーヒーの達人への道」のバックナンバーです。
コーヒーの達人への道 バックナンバー 2020年3月
2020年 3月下旬号 No.416
“ コーヒーにはハチミツを! ”相変わらず新型コロナウィルスの報道ばかりですね。
春の甲子園も中止になり、大相撲も無観客の取り組みで今一つ迫力に欠けますし、4月の新学期の頃になると学生の登校は今まで通りに出来るのでしょうか?
イタリアでは薬局とスーパー以外はすべて閉店とのことですし、いったい何時になったら以前通りの生活に戻れるのでしょう?
テレビのワイドショーでは連日この話題ばかりで、それぞれの見解をバラバラな形で報道していてどれが正しいのかよくわかりません。
マスクの転売が禁止になれば1個1万円でホチッキスの芯を出品し芯と一緒にマスクをつけるといった方法で高額転売は継続されているし、十分にあるといわれているトイレットペーパーやティッシュペーパーも相変わらず欠品になっているドラッグストアもあります。
アメリカのCDCでは専門家や政府が一般の方々に科学的な根拠のない話をしないように、このような行動に対し「意味がない、間違ってる。」としっかり伝えています。
また、症状が出ていない一般市民にはマスクは不要だとはっきりと言っているそうですが、日本ではマスク、マスクとおまじないのように言われているので果たしてすぐには信じてもらえるのか疑問です。
そんな中で大切なことは大半の方が罹患しても軽症であるということなので、そのためには自信の免疫力を高めるということが大事ですね。
先日のテレビで免疫力のアップのためにハチミツが効果があるとのことでした。はちみつの甘さは同じ甘さを得るために砂糖が大さじ1杯に対し、3分の1の小さじ1杯で済みます。またカロリーは4分の3です。
3分の1の4分の3ですから随分と糖分の節約にも効果的です。
ハチミツには血糖値を調整する機能があり、摂取したハチミツのブドウ糖はすぐに血液中に吸収されますが、果糖はゆっくりと吸収されこの時間差により血糖濃度が調整され余った糖分が脂肪に変わって蓄積される危険が少ないのでダイエットにも効果的とのことです。
ハチミツに含まれるグルコン酸には殺菌作用があり、強い殺菌力を持つ過酸化水素を作り出すグルコースオキシダーゼという酵素も含まれており両方の殺菌効果も期待できるそうです。
その中でも特にマヌカハニーは有名でかなり高価ですよね。
そのハチミツを合わせると最も効果的なのがコーヒーであるとそのテレビ番組では伝えていました。
コーヒーに含まれるクロロゲン酸が血液中の悪玉コレステロールの働きを抑え、ハチミツのフラボノイドで血管を老化させない働きがよりアップし動脈硬化を防ぐ効果がアップするとのことでした。
朝コーヒーを飲むときに砂糖の代わりにハチミツを入れるとすぐにエネルギー源となり、一日の行動にプラスに働くとのこと。
自分自身の体は自分で守り管理していかなくてはこの新型コロナウィルスのパンデミック状況を乗り越えられないかもしれません。
正しい情報を識別することはもちろん必要ですが、毎日の生活の中で適度な運動や食事に気を使うことで免疫力を高めることが大切だと思います。
今までコーヒーに砂糖を入れて飲んでいた方はハチミツに変えるとなにか変化があるかもしれません。
ただハチミツといっても純粋ハチミツとそうでないものとは効果が違うそうですし、同じ純粋ハチミツでも人工的に水分を除いたものと蜂が時間をかけて水分を除いたものとでは全く栄養学的にも違うそうです。
その辺はご自身でハチミツを検索して理解していただくとしてコーヒーを飲むときにはハチミツを入れてみるのもいいかもしれません。
勿論美味しいコーヒーに合わせて飲みたいですね。
2020年 3月上旬号 No.415
“ 自宅勤務にはスパイスコーヒーで気分転換 ”新型のコロナウィルスの影響で、卒業式も、歓送迎会もあれやこれや沢山の方が集まるイベントがほぼすべて中止になってしまいました。
もちろん、スーパーやデパートへの買い物も自粛のようで、なにもかもひたすら耐えるような感じです。
昔の戦争の時に「欲しがりません。勝つまでは」という言葉があったそうですが、「じっとしてます。終息までは」という感じでしょうか。
その影響か自宅でゲームをしたり、インターネット映画を見たりする人が増えているそうです。これから春の花が咲き始め気候も良くなってくる季節を迎えるのに残念なことですね。
オリンピックの開催も心配です。早く元のようになるといいのですが。
大変な速さで広がっているこの新型コロナウィルスですが、この報道ばかりが毎日されていて、インフルエンザで亡くなる方が年間1万人との報道もあり、アメリカでも目下のところインフルエンザで亡くなる方が15,000人にも達しているのに、この新型コロナウィルスのニュースばかりが取り上げられています。
インドネシアの方が私たちはハーブやスパイスの沢山入った食事をしているので、感染は心配していないと話していたそうですが、実際に感染者はまだ出ていないようです。
暑い地方で感染者が出ているのはカンボジア、スリランカ、インドフィリピンなどですが、3〜1人となっていて唯一ベトナムが16人ですが、中国と国境を接しているし、北のほうは中国の影響がかなり強い地域だそうですからその辺から感染者が多いのかもしれません。
やはりこのウィルスは湿度の高いのと気温の高いのには弱いのかもしれませんし、ハーブやスパイスの沢山入った食事も何らかの効果があるかもしれません。
このような時期なので、コーヒーにもスパイスやハーブを加えたアレンジコーヒーを試してみるのもいいかもしれません。
以前からコーヒーにシナモンやカルダモンを入れて飲むというのは中東地域では普通に行われてきました。
コーヒーは少し濃いめのコーヒーを使います。
シナモンコーヒーはシナモンのスティックをマドラーの代わりに使ってかき混ぜる方法とパウダーを振りかける方法があります。
ミルクや砂糖などを加えるとより一層風味が増し美味しく頂くことができます。
ホイップドミルクやクリームの上にパウダーを振りかけるとおしゃれ感を演出できます。
スパイスを使う場合は一度お湯やリキュールなどでスパイスの成分を抽出してから使う場合が多いです。
オレンジやレモンの皮にクローブなどを刺してスティックシナモン等と鍋に入れて成分を煮出し、そこにコーヒーを加えてから濾してカップに注ぎます。
ジンジャーコーヒーはショウガの薄切りを1〜2枚出来上がったコーヒーに浮かべていただきます。砂糖は入れないほうがショウガの風味を楽しめます。
ナツメグコーヒーの場合も出来上がったコーヒーにパウダーを一振りします。ハンバーグを作るときには欠かせないスパイスですが、甘い香りを持っているのでいつもとは違った香りを楽しめます。
カルダモンコーヒーは中東等でも飲まれていますが、香りを出すためにホール状のものを軽くローストし、1粒をコーヒーカップに入れます。
蓋をして1〜2分おいてから飲みます。
かなり強い香りなのでパウダーを使う場合は1振りにします。
他にもペパーミントを加えたコーヒーなどもあります。
テレワークなど自宅での仕事を余儀なくされている方にはちょっと息抜きの時間も欲しいところです。
お家で美味しいコーヒーを飲んでもう一仕事頑張りましょう!