長期、好評連載中メールマガジン「コーヒーの達人への道」のバックナンバーです。
コーヒーの達人への道 バックナンバー 2023年2月
2023年2月下旬号 No.486
“ 喫茶代金支出 岐阜市が３年連続全国１位！ ”立春が過ぎ、梅の開花も聞かれるようになりました。三寒四温という言葉の通り、寒い日の合間に暖かな日が少しずつ入るこの頃。春はもうそこまで来ているようです。
先日、総務省の統計調査が発表されました。
昨年の全国の県庁所在地と政令指定都市の２人以上の世帯に対しての調査結果で、喫茶代支出の全国１位は岐阜市で３年連続の１位でした。
岐阜県の支出額は全国平均の2倍以上、２位の名古屋市と比較しても2,000円以上あります。
【喫茶代支出】
１位 岐阜県 15,616円
２位 名古屋市 13,427円
３位 さいたま市 11,112円
全国平均 7,527円
※昨年度（参考）
１位 岐阜県 12,921円
２位 東京都区部 10,957円
３位 名古屋市 10,320円
全国平均 6,522円
さいたま市は７位の7,714円から突如3位へ
岐阜市の３年連続日本１位の背景には喫茶店のモーニングサービスがあります。
２位の名古屋市もそうですが、コーヒー１杯の価格でトースト、ゆで卵、サラダなど朝食を済ませることが出来るほどの量が提供されます。 お店によってはおにぎりやみそ汁まで出るところもあります。
他の地方から見るとびっくりするようなサービスですが、東海地区ではこれが当たり前で、各店が内容の豪華さを競っているような状態です。
ただ、昨今は原材料費の値上げにより、今までのようなサービスを継続するのは厳しいようです。
このような喫茶店のモーニングサービスを毎日のように利用している方は高齢者が多く、 昔からの行きつけのお店で顔なじみの方々と談笑しながら食事するのが日課になっているようです。 美味しいコーヒーを飲みながら、お馴染みの方々と楽しいひと時を過ごすのが健康の秘訣なのかもしれません。
午後はご自宅で美味しいコーヒーを飲みながら、テレビを見たり本を読んだり音楽を聴いたりして過ごすのもいいですね。 コーヒーはいつもあなたのそばに寄り添い、リラックスした穏やかな時を提供します。
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2023年2月上旬号 No.485
“ 抽出器具にこだわるならコーヒーはなおさら！！ ”先月末の大寒波による豪雪にはびっくりしました。
日本各地で断水、雪崩、高速道路渋滞など色々な災害が発生しました。
被害に遭われた方のお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
寒い時は、温かい飲み物が心も体もホットさせてくれます。最近の水筒は、保冷保温ともに長時間OKのものが多くなりました。
いつでも温かい飲み物が飲めるので嬉しいですね。
ハイキングやお散歩に、水筒にホットコーヒーを入れて出かけてみるのはいかがでしょうか？
休憩時に外で飲むコーヒーの味はまた格別です。チョコレートなどのちょっと甘いものがあるとなお嬉しい。
よい気分転換になるし、元気がでること間違いなしです。
さて、新型コロナの流行により在宅勤務やテレワークとなり、通勤時間が短縮されました。
ゆとりができた時間を活用し、おいしいコーヒーを飲もうと、コーヒーや器具、抽出にこだわる人が増えました。
このよう背景から、先月末、有名魔法瓶メーカーがサイフォンを自動化した高級コーヒーメーカーを新発売しました。
従来のペーパードリップ式の電動コーヒーメーカーの場合、水を沸かしてセットしたコーヒーの上から落とし、下のデカンタで受けるというシンプルな原理です。
今回のサイフォン式の場合、下の容器からお湯を上にあげて上部のコーヒーを攪拌し、温度が下がった時点で再度、下の容器に落としてそれをカップに注ぐという工程です。
少し複雑な仕組みになりますが、そこはお湯の管理には実績のある会社なので、うまく機械化することができたのでしょう。
本体もガラスで外からも良く見えるようになっていて、抽出の工程も楽しめるようになっています。
サイフォンの抽出は浸漬式と呼ばれ、コーヒー粉とお湯が一体となり攪拌、抽出されます。そのため、コーヒー成分がしっかり抽出され、コーヒーの個性がより味わえます。
当然、おいしいコーヒーを飲むのであれば、品質が良く鮮度の良いコーヒー豆を選ぶことが第一条件です。
コーヒーメールでは焙煎したてのコーヒーを、品質劣化の心配がない少量１００gで窒素充填してお届けしています。
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