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コーヒーの達人への道  バックナンバー 2022年7月

2022年7月下旬号 No.472

“ アイスコーヒー氷で冷たくて濃いアイスコーヒー ”

梅雨明けとは言え、雨模様の日が続いています。
いよいよ夏休みシーズン到来です。しかしながら、ここへ来てコロナ感染者が急激に増加し、この夏の過ごし方が心配されます。
熱中症と感染症に十分に気をつけながら、充実した夏にしていきましょう。

今回はアイスコーヒーをさらに楽しむために、アイスコーヒーに入れる「氷」の話です。

多くの人は、水を凍らした「氷」を入れると思います。
しかしながら、飲んでいるうちに、氷が溶けアイスコーヒーが薄まってしまいます。
特に水出しコーヒーはすっきり、まろやかな味わいのため、氷が溶けて薄まると最後は麦茶のようです。

そこで、最後まで濃いアイスコーヒー楽しむ方法、「アイスコーヒー氷」のご紹介です。

「アイスコーヒー氷」とは、アイスコーヒーを製氷皿で凍らせるだけです。

ただ、実際にやってみるとコーヒーと水の部分に分離して凍ってしまう場合もあります。
気にしなければこれでも十分に使えるのですが、もう少し何とかならないのかと思っている方には「カフェ・オレ・ベース」を凍らせる方法があります。

「カフェ・オレ・ベース」を製氷皿で凍らせれば、かなり濃いコーヒー氷ができます。 「カフェ・オレ・ベース氷」を入れたアイスコーヒーは飲むほどに濃くなっていきます。

そして「カフェ・オレ・ベース氷」が嬉しいのは、このキューブを牛乳に入れれば、簡単に冷たいカフェオレがすぐできることです。
牛乳にカフェオレベースを入れるより、ずっと冷たく出来ますし、氷を入れてもOKです。

冷凍庫にカフェオレベースをキューブにしてジップロックのような保存袋に入れておくと便利です。
もし、毎回製氷皿でキューブを作るのが面倒という方は、直接保存袋にカフェオレベースを入れてしまいましょう。
一見乱暴に見えますが、直接保存袋に入れる方法は厚みが薄くなるのですぐに凍ります。
使い方は、袋の上から氷を適当な大きさに手で折ってグラスに入れます。

現在は梅雨の戻りのような長雨が続いていますが、目の前には暑い夏です。
おいしい冷たいアイスコーヒーで暑い夏を乗り切ってください。

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2022年7月上旬号 No.471

“ 自分好みにあった水出しアイスコーヒーを作ろう! ”

梅雨入りしたと思ったら、あっという間に梅雨明け宣言。
梅雨の期間は史上最短を更新したそうです。今後、水不足が心配されます。

この時期は、アイスコーヒーを手軽に飲むことのできる水出しコーヒーバッグがとても便利です。 ポットにコーヒーバッグを入れて翌日まで冷蔵庫で保管しておくだけ。
夜セットすれば朝にはおいしいアイスコーヒーが出来上がっています。

さてアイスコーヒーですが、市販の場合ホットに比べ種類が少ないです。
コーヒーにこだわる方は水出しアイスコーヒーも自分好みで作れると楽しいと思いませんか?
もう少しさっぱりしたものが良いとか、あるいはコクと苦味を強くしミルクと合わせたいとか。

そこで水出しアイスコーヒーバッグの作り方です。

大きめサイズのお茶パックを用意します。
水150mlあたりコーヒー粉15gを目安にパックに入れます。
粉は中挽きがよいでしょう。
作り方はこれだけ。至って簡単です。

ただ、使用する豆を決めるにあたって、コーヒー豆の産地も重要なのですが、
アイスコーヒーに関しては焙煎の度合いがかなり重要になります。

一般的な焙煎度は8段階で決められています。浅い⇒深い順で、
ライト、シナモン、ミディアム、ハイ、シティー、フルシティー、 フレンチ、イタリアンです。

ライト:極浅炒りで、一般的には使いません。

シナモン:
主にテスト用。シナモンに色が似ています。欠点味を確認するカッピング用です。

ミディアム:
まろやかな酸味。色は栗色で中煎り。口あたりが柔らかく、強めの酸味。

ハイ:
酸味と苦味のバランス。やや深い中煎りで酸味と苦味のバランスが良く、豆の特徴もでてきます。

シティー:
苦味やコクを感じる。中深煎りで酸味が抑えられ、苦味も少ない。家庭、喫茶店でもこの段階を好む人が多いです。
因みにシティーとはニューヨークのことで、アメリカ人もこのくらいの焙煎度を好むようです。

フルシティー:
ここからがアイスコーヒー用です。濃いチョコレート色。酸味が弱く、やや苦味を感じます。

フレンチ:
カフェラテなどに。色は黒っぽくなり、表面に少し脂分が出てきます。
苦味が強くミルクを入れて飲むカフェラテ向き。フレンチコーヒーの代表的な焙煎度ですが、ドイツや北欧のコーヒーもこのくらいの焙煎です。

イタリアン:
エスプレッソ用の深煎りコーヒーです。最も深煎りで色は黒く表面に脂分が出る。苦味や香ばしい香りが強い。

この中で、アイスコーヒー用の焙煎度はシティからフレンチの間です。
どのくらいの焙煎度が好みに合うのか、いろいろ試してみるのもいいかもしれません。ご自身の好みにあった水出しアイスコーヒーができるといいですね。

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この夏は水出しアイスコーヒで元気に過ごしましょう!!

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