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長期、好評連載中メールマガジン「コーヒーの達人への道」のバックナンバーです。

コーヒーの達人への道  バックナンバー 2025年2月

2025年2月下旬号 No.534

“ コーヒー購入の1位は神戸市! ”

昨日はバレンタインデーでしたね。チョコレートをもらいましたか?それとも贈りましたか?

最近では、自分へのご褒美として高級チョコレートを購入する人が増えているようです。名古屋駅前のデパートでは大人気で、入場整理券がないと会場に入れないほど。 世界中から有名なパティシエが来場し、記念撮影をしたり、その場で作りたてのチョコを販売したりと、1カ月も前から大盛況だったようです。

一方で、チョコレートの原料であるカカオの価格が高騰しており、4個入りで3,000円ほどする商品も珍しくありません。 これほど高価なチョコなら、人に贈るよりも自分で味わいたいと思うのも無理はないかもしれませんね。

そんなチョコレートには、やはりコーヒーがぴったり。日本茶や紅茶ではあっさりしすぎて、チョコの濃厚な味わいに負けてしまいます。 香り高いコーヒーと一緒に、特別なひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。

さて、そのコーヒーの購入に関する興味深い発表がありました。 総務省による昨年1年間の家計調査の結果、レギュラーコーヒー(豆・粉)を購入する額が3年連続で全国1位だった大津市が、 今回は2位に。1世帯あたりの購入額は9,799円で、1位の神戸市(10,098円)に抜かれたそうです。

また、3年前にパンの購入額が全国1位だった大津市は、今回は11位に後退。 一方で、牛乳(前年23位)とスポーツドリンク(前年45位)の購入額が大きく伸び、ともに全国1位となったとのこと。コーヒーの購入が減ったのは、 牛乳やスポーツドリンクを選ぶ人が増えたためかもしれませんね。

とはいえ、大津市民のコーヒーへのこだわりは、スーパーの品揃えにも表れています。 市内のスーパーでは、コーヒー豆が41種類、粉が81種類、インスタントコーヒーが36種類と、全国的に見ても豊富なラインナップ。 さらに、コーヒー豆の専門店も多く、コーヒー文化が根付いていることがうかがえます。

皆さんも、地元のスーパーでコーヒーの棚をのぞいてみてください。何種類のコーヒーが並んでいるでしょうか?

もちろん、ネット購入なら手軽に好みのコーヒーを探せます。ただし、実際に手に取って香りを確かめることはできません。信頼できるお店を選べば、味や香りも納得できるはずです。

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2025年2月上旬号 No.533

“ コーヒーの種類とタイミングで変わる驚きの影響! ”

2025年も始まったばかりですが、世界情勢は大きく動いています。 トランプ大統領の就任後、数々の大統領令が発行され、ついにアメリカではメキシコ湾を「アメリカ湾」と表記する動きが出てきました。 国際的な呼称問題も含め、今後の4年間でどのような変化が起こるのか注目が集まります。世界の紛争が早く解決し、平和が続くことを願うばかりです。

さて、2月22日〜23日に東京都立産業貿易センターで「コーヒーサミット2025」が開催されます。東日本商工組合が主催し、東日本の焙煎業者20社が出展。 安全・安心・美味しさをアピールし、一般消費者に新たなコーヒーの選択肢を提供するイベントです。 入場無料で「コーヒータウン」アプリをダウンロードすると詳細な情報を得られるとのこと。コーヒー好きの方は足を運んでみてはいかがでしょうか?

■コーヒーの香りと脳への影響
コーヒーの香りが好きな方は多いと思いますが、香りによって脳への影響が異なることをご存じでしょうか? 杏林大学名誉教授の古賀良彦医師が、ブラジル・サントス、グアテマラ、ブルーマウンテン、モカマタリ、マンデリン、ハワイ・コナの6種類の香りが脳に与える影響を調査しました。

・リラックスしたいときにおすすめ
グアテマラとブルーマウンテンの香りは、脳がリラックスしているときに現れるα波を増加させることが分かりました。 心を落ち着けたいときやリフレッシュしたいときに適しています。

・集中力を高めたいときにおすすめ
ブラジル・サントス、マンデリン、ハワイ・コナの香りは、情報処理能力を発揮するときに出現するP300という脳波を増やし、集中力を高める効果があることが確認されました。 仕事や勉強の効率を上げたいときに適しています。

その日の気分や目的に合わせて、コーヒーの種類を選んでみるのも面白いかもしれませんね。

■コーヒーを飲むベストなタイミングとは?
コーヒーをいつ飲むかによって、健康効果が変わるという研究が発表されました。 ハーバード大学とテュレーン大学の研究者が、1999年〜2018年のアメリカ国民健康栄養調査のデータを用いて約40,000人の成人を対象にコーヒー摂取のタイミングと健康状態を分析しました。

・朝だけコーヒーを飲む人⇒心血管疾患による死亡リスクが約31%低下
・1日を通してコーヒーを飲む人⇒朝ほど明確な健康効果は観察されなかった

しかし、これは朝以外のコーヒー摂取が健康に寄与しないという事ではなく、タイミングとして健康効果が高まる時間ということのようです。 このような違いが生じた原因について、主に体内時計にコーヒーが影響を与えるためではないかと研究者は考えているそうです。

この研究結果ではノンカフェインのコーヒーでも同様の効果が確認されたそうですが、カフェイン入りの方がより効果は高かったそうです。

コーヒーを飲む時に、「どのような効果を期待するのか」をちょっと考えて、コーヒー豆の産地を選んだり、飲む時間を考えたりしてみるのも面白いかも知れません。

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