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コーヒーの達人への道

2026年4月下旬号 No.562

“ NHKあさイチで紹介 コーヒーの美味しい飲み方 その1 ”

4月も半ばとなり、過ごしやすい気候となってまいりました。 一方で世界に目を向けると、中東情勢は依然として先が見えず、石油の安定供給への不安から、あらゆる物価の上昇や品不足が続いています。 日々の生活は、節約を意識せざるを得ない状況が続きそうです。

さて、そんな中、先月下旬にNHKテレビでコーヒーに関する特集が2本放送されました。 その一つが、皆さまおなじみの「あさイチ」です。番組では、コーヒーに関する基礎的な情報の振り返りが紹介されていました。

まずは「コーヒーの健康効果」について。
脂肪燃焼・糖尿病予防・シミ対策のどれか、という問いに対して、答えは「すべて」。 かつては健康に良くないとされることもありましたが、近年ではコーヒーのさまざまな健康効果が広く知られるようになっています。

続いて、ワンドリップコーヒーの美味しい淹れ方についてです。

ワンドリップには大きく分けて2種類あります。
一つは、カップの上にセットして抽出液を落とす「カップオンタイプ」。もう一つは、カップの中にセットし、粉を浸しながら抽出する「フックタイプ」です。

カップオンタイプは美味しく淹れられる反面、ややコツが必要。一方、フックタイプは誰でも安定して美味しく淹れられるのが特徴です。

美味しく淹れるポイントは以下の通りです
・沸騰したお湯は使わず、約95℃のお湯を使用すること
・最初に粉全体を湿らせ、20秒ほど蒸らすこと
・その後、2〜3回に分けてゆっくり注ぐこと
・記載されている湯量を守ること

さらに、誰でも簡単に美味しく淹れられる方法として、ユニークな抽出方法も紹介されていました。

紙コップと飲用カップの2つを用意し、
1. ドリップバッグの中身を紙コップへ移す
2. 空のドリップバッグを飲用カップにセット
3. 紙コップに規定量のお湯を入れて1分ほど待つ
4. 紙コップから注ぎ、ドリップで濾す

という方法です。抽出時間を3〜4分にすると、よりしっかりとした味わいになるとのことでした。

また、インスタントコーヒーについても興味深い話がありました。

瓶の内蓋はすべて剥がしてしまうのではなく、穴を開けて使用するのが正しい方法とのこと。内蓋がパッキンの役割を果たし、湿気による劣化を防いでくれるそうです。

さらに、美味しい淹れ方としては、
・最初に少量のお湯でしっかり溶かす
・その後に残りのお湯を注ぐ
・お湯の温度は約90℃とやや低めにする

という点がポイントです。インスタントコーヒーはすでに抽出済みの成分を乾燥させたもののため、高温のお湯は必要ないとのことでした。

このように、「あさイチ」では日常に役立つコーヒーの知識が紹介されていました。

また、物価高の中でコーヒーの粉を約10%節約する方法についても触れられており、こちらは次回ご紹介させていただきます。

便利なワンドリップコーヒーも、少しの工夫でぐっと美味しくなります。ぜひお試しください。
コーヒーメールでは、美味しいワンドリップコーヒーを豊富に取り揃えております。この機会にぜひご覧ください。

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2026年4月上旬号 No.561

“ アメリカのコーヒーとココアの価格推移 ”

4月は入学式や入社式など、人生の門出を祝う新しい季節です。これまでとは異なる環境でスタートを切る方も多くいらっしゃることでしょう。 そんな大切な時期に、不安要素が多いことは気がかりでもあります。

現在、アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃の影響で、ホルムズ海峡の閉鎖が世界的な関心事となっています。 すでに重油やナフサの供給不足が懸念され、銭湯やガソリンスタンドの休業といった影響も報じられています。

重油は輸送など企業活動に大きな影響を与えますが、ナフサ不足によるプラスチック製品への影響も見逃せません。 食品トレイや食用油の容器、ゴミ袋、さらには医療現場で使用される注射針の包装や点滴容器など、私たちの生活に欠かせない多くの製品に使われています。 ホルムズ海峡の閉鎖が長期化すれば、政府の備蓄放出にも限界があり、生活への影響は避けられないでしょう。 何とか一日も早く事態が収束することを願うばかりです。

こうした中、コーヒー業界でも先日、アメリカ・フロリダ州タンパで開催された全米コーヒー協会の年次大会において、市場動向が大きな議論のテーマとなりました。 特に、コーヒー市場とココア・チョコレート市場の類似性が注目されています。 2024年にチョコレート原料が史上最高値を記録した後、急落した動きと同様の現象が、今後コーヒーでも起こるのかが焦点となりました。

ニューヨーク市場のココア価格は、2024年12月に1トンあたり12,000ドルと過去最高値を記録しましたが、その後1年足らずで70%以上も下落しました。 この間、チョコレートメーカーは内容量の調整や、代替原料の使用などで対応し、消費者の買い控えも見られました。

コーヒーについても、アラビカ種は産地の天候不順による不作に加え、関税政策の影響もあり、2025年2月に史上最高値を記録。その後も高値圏で推移していました。

しかし、世界最大の生産国であるブラジルの豊作見通しを背景に、今年に入って価格は下落傾向に転じています。 ニューヨーク市場では1ポンドあたり約2.93ドルだった価格が、年度末には1.80ドル程度まで下落するとの見方も出ています。

価格上昇を受けて、アメリカではカフェ利用を控えたり、自宅での飲用へ切り替えたり、より安価なコーヒーを選ぶなど、消費者の行動にも変化が見られます。 ただし、コーヒーを日常的に飲む人口自体は減少していないとされています。

また、コロンビアや中米産の高価格帯コーヒーはシェアを落とし、比較的安価なロブスタ種の需要が伸びています。 アメリカのコーヒー需要は、新型コロナウイルス流行前には年平均2.3%で成長していましたが、昨年はほぼ横ばいとなりました。

今後は価格下落が消費者に浸透することで需要が回復し、2026年には2%程度の成長が見込まれるとの予測もあります。ただし、ココア市場ほどの急落にはならないとの見方が一般的です。 一方、中国では依然としてコーヒー人気が高く、多くのカフェが新規出店を続けています。日本ではエネルギー問題の影響もあり、先行きは不透明ですが、今後の動向に注目が必要です。 まずは、美味しいホットコーヒーで一息ついてみてはいかがでしょうか。

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